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浮気公認妻

俺は今 43才。10年位前の話しです
俺には3才離れた妻真姫(まき)がいます。
高校からの付き合いで俺が高校3年、妻は中学3年でした。
腐れ縁かだらだらと年月を過ごしていました。
大学卒業後に結婚 女児5才1人

週3回程のお勤めsex…小柄な真姫は俺好みでしたが、無い物ねだりです
体に比例してか?胸がない!
妊娠中は膨れたが今では元のまな板にマメ…

街を歩いても巨乳までなくても膨らんでいる胸に目がいってしまいます
真姫も薄々は感ずいている感じ
生まれ持っての宿命…お互い口には出しませんでした。
ある日日曜日に真姫が友達と電話で朝から話していました。
「あんた~今日、明美くるけど、いい?あんた出掛ける?」
(そぅだね…彩連れて遊びに行こうかな?小遣いちょっと頂戴♪)
俺はそちらが目当てでした(笑)
俺は明美が来るという30分くらい前に彩を連れて出発!!am10時くらいでした。真っ先に彩を車で15分くらいの実家へ→実母に頼み俺はパチン コ屋に向かいました♪お昼も回り携帯を忘れて来たのに気づいて自宅に戻りました…玄関には鍵がかかっていました。合鍵で中に入りリビングへ
いるはずの真姫と明美がいません?
靴と車はありました。
上かな?
俺は気にも留めず上の階へ
階段を登りきった時に明美の声で
「真姫…あんたいつもここ旦那に舐められてるの?股拡げて喘いでるんだ♪」
真姫は「はい…でも真姫のアソコは明美のものです…」
「私に明美のアソコ舐めさせて…」
明美は
「チンコとオマンコどっちが好き?」
真姫は「オマンコ…明美のオマンコ…」
俺はドア越しに聴いて物凄く興奮しました!
ドアを開ければバレる…見たい…目の前で本番レズ♪仕方なくその時は想像していました。
男相手の浮気なら離婚まであるけど相手が女…嫉妬より加わりたい♪
そっちの願望が大!!
その場はいい考えもなく退散!!
時間を措いてその日の夜にダメもとで!!
「明美ちゃん何時頃に帰った!?」
さりげなく…
真姫はさりげなく「5時頃じゃない♪」
「そっか!!たまに来るの?平日とかも?」
真姫「たまにね。日曜日が珍しいし、美容師だから日曜休みないって言ってたから!!」
俺は平日にもレズっているんだ~
だから毎週火曜に母が幼稚園に彩迎えに行ってたのか!!
夜 彩を寝かせてから 10時頃に
2人で寝室に
昼間このベットで真姫はレズってたんだ♪明美のオマンコ舐めて!
自然と勃起しました。
「真姫♪」俺はビンビンになったぺニスをわざと真姫の顔の前にだしました。
真姫は「どぅしたの…?いきなり」
俺は「お前の嫌いなぺニスやぞ!」
「悪いな~俺マンコなくて♪」
真姫「エッ…???」
「なにが?なんで?」
俺「まさか、普通にsexしてだけどお前がレズだって分からんかった!」
「いつから!?学生の時か?」
真姫「ゴメンなさい…違います。」
「3年前にアルバイした時に明美と知り合いました…」
それから真姫は
「明美が務めている美容室は昔から通っていて、明美は私の2才上です
店では顔は何回も見ていたけど、声をかけられたのは3年位前です。
明美は「ヘェ~もぅ結婚して赤ちゃんもいるんですか!?羨ましいなぁー」
「私も結婚するんで相談に乗って下さいね♪」
そんな会話だったそうです。
俺は「まぁいいからこれからどぅするんだ?」
真姫は「別れたくないです!許して下さい…明美とは別れます!!」
俺「別に個人の性癖だし♪俺は関係ないでしょ♪真姫が離婚したくないって言うなら俺の性癖にも付き合ってくれればいい!」
真姫「あんたの性癖!?」
俺「性癖!?というよりやりたいこと♪真姫は俺が乳デカイの好きなのわかるよな~明美どれくらい胸!?」
真姫…「CよりのB」
俺「火曜日に明美また来るでしょ♪仲間に入れてくれればいい」
それまでに明美を説得しなければ離婚と言う条件付き!!その代わりに
「レズ行為」は認めてやる!
火曜日に明美が来訪♪
明美「済みませんでした…今日からは何でも命令通りにします。」
真姫に伝えた明美のセリフを明美はちゃんと言いました!!
俺「まぁ怒っている訳じゃないょ♪みんな仲良くできないかなぁ~って」
「真姫♪とりあえずリビングで!珈琲でも出しな♪」真姫は「はい…」とだけ
リビング!!ソファーに2人並べて座らせて「俺邪魔しないから♪この前みたいに初めてょ!!」
しかし…やはり…なかなか初めませんでした(笑)
俺は仕方なく!?イヤ…嬉しく2人の所へ行き、2人のパーティーを俺の手で脱がせました。
真姫は勿論♪明美のタイトスカートも全部です!2人して下半身だけスッポンポン♪そのままM字開脚になるようにソファーに座らせました。
2人に各自オマンコヒダを摘まませてクパァ状態でオマンコ開帳
次はそのまま指挿入オナニー♪
2人もその気になってきたのか
「アッんっアァ~」シンクロオナニー♪
俺は真姫に「真姫!お姉さんのマンコ汁舐めさせてもらえ!!」
真姫は「はい」と頷くと明美の足下に膝まずいて「お願いします…」
明美は真姫の頭を掴んで自分のオマンコに真姫の顔を押し付けさせました。必死にオマンコを舐める真姫を後ろから見ていて俺のぺニスは
Maxになっていました。
俺もソファーを立ち下半身裸になり真姫の脇に行き腰を持ち上げオマンコに指をぶち込みました!
自分で腰をくねらせ指が奥にまで行くようにする真姫!牝にみえました
次に俺は明美の隣に座り全裸にさせ待ちに待ったオッパイを揉み回し舐め回しました。
明美も「アッアッイイ~気持ちイイ~」
明美も牝になっていました♪
真姫の頭を掴んで押し付け真姫の顔にオマンコを擦り付けています。
俺が明美にピンタをして
「口開けろ!!」と言うと明美は虚ろな目で口を開けました。
俺は唾を明美の口の中に垂らしました♪
「ありがとうございます…美味しいです!もっともっと下さい…」
俺「明美の嫌いなチンコ舐めたいか?舐めたいなら真姫にお願いしてごらん♪」
明美は「真姫…真姫の旦那様のチンコ舐めてイイですか?」
真姫「…」
明美「真姫お願いします…私は旦那様の牝犬になります。旦那様と真姫のsexの後処理もします…お願い…」
真姫「真姫にも後で下さい…」
俺「ほら明美頬張れ♪チンコ好きか?精子欲しいのか?」
明美「はい…何でもします!!」
俺「よし!!真姫に報告してから舐めてイイぞ♪」
明美「真姫…今から旦那様のチンコを舐めさせて頂きます…真姫…ちゃんと聞いてて下さい…」
(グボォグチュグチュグチュグチュ!!ハァ~グボォグチュグチュグチュ)(ンーグハァンングボォ)
イマラで声も出せず苦しくて涙目になっている明美を見て頭を鷲掴みにしてさらに咽の奥に入れました。
ピクピクしながら白眼になっています。
真姫には「真姫!後ろから穴舐めろ!!」
真姫「はい。ありがとうございます。」真姫は
俺の後ろに回りけつ肉を開いて顔で抉じ開け俺のアナル舐めんさせました。
俺も射精したくなり
真姫を仰向けに寝かせその上に明美をバックの格好に真姫に明美との結合部分を見せつけながらオナニーをさせての明美とのsex!勿論中だし

一度の射精で収まらずに2回目は
真姫と
その前に
2人にぺニス掃除のWフェラをさせ
真姫を上にさせてのsex
明美は俺の上半身への愛撫奉仕
乳から脇、濃厚ディープ♪
途中に正上位になり中だし終了
明美には真姫のオマンコに出した精子を舐め吸い出させ飲ませてやりました。
明美とは真姫と公認でのsexだからラブホから明美に電話をさせます。
「真姫♪これからまた旦那様のチンコを舐めさせて頂きます♪真姫、電話で聞いていてね♪」
その行為のあと俺が帰宅すると
真姫は玄関にも関わらずに俺の足下に膝まずいてフェラを初めました。
彩が見ていても構わず♪
そんな関係は
3年前に終わりました。明美の妊娠を期に…多分に俺の子!!


美しい妻が仕事関係で告られ

初めての投稿です、よろしくお願いします。
私と妻のひとみは同い年の42歳、
高校生の頃から交際を始め、
別れたり復縁したりを何度か繰り返しながら、
13年程前に結婚した夫婦です。
子供にはまだ恵まれておらず、
妻は不動産屋で夕方から閉店までの仕事をしています。

妻はかなりの美人で、私の友人からも
「おまえの奥さん、20代に見えるし
綺麗でいいなあ。一度でいいからデートしたいよ」
と羨ましがられます。

ただ、美しくしかも男から言い寄られることが多いのに
身持ちが堅いというのも、妻の長所ですね。
私はそんな妻を嬉しく思いながらも、
物足りなさを感じていました。

4日前の日曜日でした。
不動産屋の忘年会があるとの事で、
私が出勤する夜8時半頃、妻は普段より少しお洒落をして、
出掛ける準備をしていました。
忘年会は夜10時からとの事で、
当日出勤の人は閉店後に合流するのだそうです。

私はいつも通り仕事に行きました。
日曜日は暇なので、深夜2時すぎには一仕事終わります。

トラックを走らせながら営業所に戻る途中でした。
たまたま妻が忘年会を行うと言っていた居酒屋のある通りを走っていたので、
私は何の気なしに、ちょうど終わったくらいなら送ってやろうと思い、
妻に電話をかけました。

コールは鳴るものの妻は出ません。

私達夫婦は、
お互いがそれぞれの友達などと飲みに出たりしている時も、
楽しい時間を邪魔しないために、
電話などは極力しないようにしています。
あまり干渉し過ぎない事が夫婦円満のコツかな…
とも話し合っていますので。

その時もたまたま通りがかったから電話したという程度なので、
妻が出ない事はそれほど気になりませんでした。

さらに一仕事終えて朝を迎え、
帰宅すると妻は熟睡中でした。

翌月曜日は私も妻も休みだったので、
夜は二人で晩酌しました。
「昨日の忘年会はどうだった?
たまたま店のとこ通ったから電話したけど、
盛り上がってて出なかった?」
私が話を振ってみると、
妻は携帯を開き確認したようで、
「ごめん、気付かなかったよ。
2時半くらいだとカラオケに移動してたなぁ。」
と返してきました。

その後妻は忘年会の様子を話し始めます。

開店から夕方までの勤務は、妻と同年代のパートも多いらしいのですが、
やはり夫や子供がいるので忘年会に参加する人はおらず、
当日は店長以外では妻が最年長で、
ほとんどが20代前半の若い子達だったそうです。

「私はお姉さん的なポジションで慕われてるから…」と、
笑いながらうそぶく妻ですが、
やはりカラオケとなると世代の違いを感じた、と嘆いていました。

私が、
「お姉さん的に慕われてるって言ってもなぁ…
やっぱりひとみさんに惚れてます、
みたいな奴でもいない事には…」
と、何の気なしにからかったのですが、
それに対して妻が気になる話を始めたのです。

「ちょっと、バカにしてるみたいだけど、
私だって結構捨てたもんじゃないんだから…」

「お?若い同僚にコクられでもした?」
私が冷やかしながら返すと…

「う~ん…コクられたっていうか…
まぁ、飲みの上での話だから、
怒んないで聞いてよ?」

と、妻が前置きして話したのはこんな話でした。

妻は不動産屋で働き始めて2年程経つのですが、
同じ時期に入ったKくんという男の子がいるそうです。
Kくんは現在22歳で社員として入社しました。
同時期に入ったものの、社員であるKくんは覚える事も多く、
仕事の責任も重かったので、
一時期悩んでいたそうで…
そんな時妻が相談相手になっていました。
実際に二人の弟を持つ妻なので、
Kくんにしても良いお姉さん的な感じで色々話せたのでしょう。

立ち直ったKくんは仕事をよくこなし、
現在はバイトをまとめるチーフなのだそうです。

妻は自分が少しでも役にたってKくんが頑張っている姿を見ると、
本当の弟のように嬉しいと話します。

そのKくんなのですが、
忘年会の居酒屋でだいぶ酔っ払ったようです。
若い女の子達は面倒くさがっていたので、
妻は自分が飲みながらも、Kくんの相手をしていたそうです。

その時一人の若い女の子が、
「なんだかチーフとひとみさん、
年の差カップルみたいでお似合いですよね。」
とからかいました。

「ちょっと、年の差って失礼ね。」
と、妻は笑いながら返したそうですが、
Kくんは、
「でしょ?俺はずっとひとみさんが好きなんだよ…
でもさ…ひとみさんには旦那がいるんだもん…」
と、呂律がまわらないながらも、
そんな事を言ったそうです。
結局その場は、
「ひとみさんは旦那さんとラブラブなんだから、
チーフじゃ無理ですよ~。」
という若い子のからかいに、
Kくんが怒りながらも落ち込んでという、
酒の席に有りがちなグダグダな展開で終わったそうです。

一次会が終わりカラオケに移動という事になりました。
妻はあがろうと思ったらしいのですが、
まともに歩けもしないKくんが、
それでもカラオケに行くと言ってきかず心配で一緒に行く事に。

カラオケは結構盛り上がったらしいのですが、
そこでちょっとした事件が起きました。

トイレに行ったきり帰って来ないKくんを、
他の男の子が見に行くと案の定ぐったりしていたそうで、
肩を貸して部屋の前まで連れてきたものの、
「ひとみさんが迎えに来てくれないなら部屋に入らない。」
と、訳のわからないくだを巻いているとの事。
妻は仕方なく面倒を見る事にしたそうです。

ロビーで水を飲ませながら介抱していると、
酔ったKくんは妻にコクり始めたそうです。

「嬉しいけど私はおばさんだしさ、
旦那もいるし…
Kくんにはもっと良い子がきっと見つかるよ。」
と、妻がやんわりたしなめると、
Kくんはフラフラした足取りで外へ出て行きました。
当然妻は心配で付いて行きます。

するとKくんは車に乗り込みエンジンをかけたそうです。
悪い事に居酒屋からカラオケまで、
運転代行を頼んでKくんの車に乗り合わせて来ていたのでした。

あわててKくんを止める妻。
かなりの泥酔状態ですから運転させるわけにいきません。
助手席に乗り込んでなだめすかし、
なんとかエンジンを止めさせるところまでいったそうです。

「いい加減にしなさいよ。飲酒運転なんて最低だからね!」
妻はそう叱りつけました。
すると酔いのせいもあるのか、
Kくんは泣き出す始末。

放っておけば良いのに、と思ったのですが、
妻は年長者でもあり母性をくすぐられたとかで、
放っておけず慰めたのだそうです。

ぐったりしているKくんを抱くようにして、
頭を撫でたりしながら、どうにか無事に帰宅させる方法を考える妻。

「好きなんです…好きなんですよ…
ひとみさんが好きなんです…」
と、Kくんはうわ言のように呟いていたそうで…

妻は、
「そんなに私の事好きでいてくれるなら、
言う事聞いてくれるでしょ?」
と語りかけました。

何度も頷くKくん。

「じゃあ今日はもう帰ろうね?」
妻が言うと、Kくんは素直に頷きました。

運転代行を頼み、後は任せようと思ったらしいのですが、
少し心配になった妻は面倒ではあったものの、
一緒に乗っていきKくんの家からタクシーを頼む事にしました。

車の中では、妻に寄りかかりずっと眠っていたKくん。
ふらつく身体を支えながら部屋の前まで連れて行ったそうです。


「で、何事もなくタクシーで帰って来たの?」

妻が一通り話し終えたところで聞きました。

「う~ん…何事もなく…ではないか…」
と妻。

「なに?そのまま襲われたとか?」
と聞き返すと、
「それはないけど…キスされた…」
意外とあっさり話す妻。

「怒らないでよ?Kくんはかなり酔ってたし。
普段は真面目な良い子なんだから…」
と言う妻に、
当然怒りと嫉妬はあったのですが、
同時にちょっと楽しみな感覚もあるのでした。

「なんで?無理やりされたの?」
と聞くと、首を横に振る妻。

「キスしたい…って言われたから…
なんだか可哀想な感じがしたし、
断ってまた泣かれてもね…?」

妻はそこまでしか話しませんでした。
それ以上の何かあったのか、無かったのかわかりませんが…

この先何か展開があるのかな…などと考えていますが、
このサイトの体験談のように過激な事はなかなか起こらないのでしょうね。

つまらない話ですみませんでした。


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前回の投稿では、
昨年末、妻が職場である不動産屋の忘年会で、
泥酔した年下の同僚に告られ、
キスをされるという事件があった事を書きました。
今回はその後の話を少し書こうと思います。

忘年会後の出勤で、妻に告ったKくんがどんな様子だったのか、
妻に尋ねてみました。

「だいぶ酔ってたけど、記憶が全く無いわけじゃないみたいね。
一応、迷惑かけちゃってみたいなお詫びはしてきたんだけど、
明らかに私と顔を合わせるのを避けてるみたいだったもん。」

「キスした事は覚えてるのかね?
ちょっと追い詰めてみれば?
無理矢理にでも二人になる時間を見計らってさ。」
私が意地悪な笑顔でけしかけると…

「何よ追い詰めるって?
だいたいね、若い男の子が酔った勢いで年上のお姉さんに甘えただけの話よ。
そんなのを真に受けて、覚えてるの?とかしつこく聞いたら、
私の方が格好悪いでしょう?」
妻らしいなと感心する答えでした。

しかし妻がKくんに対して、全く関心が無いのか…
というとそうでも無いようで。

以前からKくんとは時々メールをやり取りしていたようなので、
メールで何か忘年会の事を話したんじゃないのか探りを入れてみると、
「別に何も。」
と、とぼける妻。

「お前ね、酔ってたとは言え、
人妻がキスまでしたらそれは立派に不倫ですよ?
せめて犯人とのメールくらい夫に見せてもいいんじゃないのかい?」

私がふざけて言っている事は理解しているようで、
「犯人って、かわいそうでしょ。
別に見られて困るような話はしてないもん…
Kくんとのメールだけだよ?」
と言いながら、案外素直にメールを見せてくれました。

確かに忘年会の後はメールのやり取りが途切れているようですが…
それ以前は私が想像していたよりも頻繁にメールをしていました。

他愛も無いメールだったり、
仕事や職場の人間関係などに関して相談だったり…

そして時々ではありますが、
やはりKくんが妻の事を好きだというのは本当のようで、
「もし旦那さんと結婚してなかったら、
俺にもチャンスはありました?」とか、
「ひとみさん以上の女が居ない限り、
彼女なんか作れないですよ…」
と、遠回しにアピールをしていました。

それを見て嫉妬というよりも、
妻を女として見ている若い男が居る…という事に興奮を覚えました。

そんなKくんのアピールメールに対して、
妻がどんな返答をしているのか大変楽しみだったのですが、
どうもそれにあたる送信メールが見当たらず、
妻に聞いてもしらばっくれています。
送信してすぐに消してしまっているとすれば、
どんな事を書いたのかますます気にかかりました。

結局メールを見る限りでは、Kくんが妻の事を好いているのが本当なんだという事がわかっただけでした。ちょっとだけ期待していた、浮気メールみたいなものは見つけられず…です。


年が明けても私の興味はKくんの事でいっぱいでした。
二日、昼間ではありましたが、
早々と姫初めをさせてもらう事に。
そこで妻に目隠しをして妄想プレイをしてみたのです。
もちろんネタはKくん…

初めは「バカじゃない…」と笑っていた妻。
しかし私の必死の前戯で気持ちが昂ってくると、
様子が変わってきました。
「今ひとみがしゃぶってるのは誰のちんちん?」

「ん…パパの…」

「違うよ。目隠しされててわかんないんでしょ?
誰のかちゃんと言わないと、
入れてあげないよ?」

恥ずかしながらそんなやり取りをしました。

すると妻は私の意を理解したらしく、
「…今しゃぶってるのはKくんのです…」
と乗って来ました。
私は普段とは違う大興奮にノリノリです。

「俺がいるのに、KくんとHしちゃうの?」

「だって…パパが…」

「Kくんのちんちん美味しいの?」
しゃぶりながら頷く妻。

「不動産屋さんの事務所で、
Kくんのちんちんしゃぶってるひとみは悪い奥さん?」
首を横に振る妻に、さらにノってしまう私…

「ひとみは悪い奥さんだから、
Kくんにコンドーム着けないで入れてもらう?」
妻は頷きます。

妻はコンドームを着けると痛いらしく、
普段から生Hをしてはいるのですが、
この時ばかりは自分の台詞に興奮してしまいました。
妻の口から息子を抜いて妻の股間を触ってみると、
そこは普段よりも大洪水になっていて、
妻が妄想プレイに興奮している事が伝わってきます。
「入れて欲しい?」

「入れて欲しい…」

「じゃあKくんにお願いしなくちゃ?」

「え…っと…入れてください…?」

「ちゃんとお願いしないと入れないって。」

「あの…Kくん…のおちんちんを入れてください…?」

もう我慢しきれず挿入しました。

まさに貪るように腰を振る私。

「俺が見てるのにKくんとHしてるの?」

「あっ…あん…そう…そう…パパが見てるのに、
Kくんとしてるの…」

「どこでしてるの?」

「あぅっ…あの…あん…不動産屋さんの、
事務所でKくんとしてるの…」

妻の台詞は私の期待以上で、
息子も長くは持ちませんでした。


興奮が覚めやらず呼吸を整えながら、
妻に感想を聞いてみました。

「興奮した?」

「ちょっとだけ。」

「Kくんの事イメージした?」

「それは…まあ…ね。」
最中とはうって変わって強気な妻。

「Kくんに妄想Hしたよって、メールしてみれば?」と言うと、
「ば~か」
と叩かれました。

しかしなかなか無いチャンスだと思い、
「なあ、真面目な話…Kくんとしたいとか思わない?」
と聞いてみました。

「は?何それ?あり得ないでしょ…」

「いや、もしもだよ。
俺が、ひとみが他の誰かとしてるのを見たいなぁ…
なんて言ったら…?」

「え~考えた事もないよ。」
「もしそんな事をするとしたら、
相手はKくんにするのかなぁ?
なんて思っただけ…」

「そうね…」
と呟いたまま考えている様子の妻。

「なに、私に浮気させたいの?」
と切り返され、結論は言わないまま、
私が責められる立場になってしまいました。


と、こんな感じの姫初めとその後のやり取りでした。
なかなか妻と他人のセックスまで持ち込むのは難しいですね。
つまらない話ですみません。
また何か進展があれば、この場を借りて報告したいと思います。


妻と俺と友人と

俺=38歳で名前は達也
普通の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしてると思う。
昔は高身長で痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。

嫁=38歳で名前は美咲
兼業主婦でパートに出てる。
自分で言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁。
結構ツンも多いんだけど男を立ててくれる大和撫子タイプ。
 
 
手足細長いし括れもちゃんとあるのにDカップ。
顔はまぁ惚れた弱みで美人としか良いようがない。
細めかつ釣り目がちなんだけど睫毛がわっさーってなってる。

付き合い始めは社会人4年目。
実は高校大学とずっと一緒だった。
でも高校の時は一度も喋ったこともなく
大学の時も「一緒の高校だったね」
って入学式とかで喋ったくらいで殆ど交友はなかった。

それで職場も一緒になって流石に喋るようになって
やっぱり外面よりも内面に惹かれるとこがあって惚れた。
なんというかさばさばしつつも思いやりがあるんだな。
同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプ。
30歳で結婚。
プロポーズはgdgdだった。
二人でTV観てて結婚式のCMやってて
「あたし達もそろそろ?」って聞いてきたから
「うん、じゃあ」って感じで決まった。

そんで本題だけど夜のほうは結構前からマンネリしてた。
全く無くなったわけじゃないんだけど
週に一回あったのが月に二回とかその辺。
ただ諸事情で子供作りはもう少し後でってことになってるし
もうぶっちゃけ心で愛し合っちゃってるんで無かったら無かったでいいやって思ってた。
そこにスワッピングの話を持ち込んできた友人がいた。
ちなみにそいつが前述した「そんな可愛くねーぞ」の奴。
会社の同期で幸雄といって年齢も同じ。
嫁とも当然面識ある。
というか昔から俺とすごい仲良かったから家にも何度も遊びに来てるし。
嫁とも友達みたいな感じ。

顔や体格とかは俺とそんな変わらない。
ただ性格は全然違っててどっちかっていうと内向的な俺と違って
かなり社交的でいかにもな二枚目半の営業マンって感じ。
そいつは結婚してなくて彼女が居るんだけど
その子とも長くてマンネリしてるからどうだ?って持ちかけられた。
ただその話してる時はお互いぐでんぐでんに酔ってた時で
酒の勢いで「いいねー」って言い合ってかなり盛り上がった。
でその晩勢いで嫁に提案してみたら速攻で拒否られた。
でも「ほらマンネリしてんじゃん」って言ったら
向こうの思い当たる節があるみたいでちょっと考えてた。

でも結局スワッピングの話は無しになった。
幸雄の彼女が断固拒否したから。
それを嫁に話したら結構やるべきか悩んでたらしくてホッとしてた。
俺は俺でその事をきっかけでそういう妄想するようになった。
それである日幸雄が会社帰りに遊びに来たとき、家で三人で食事。
それは珍しくもなんともなくて月に一回くらいは絶対ある。
ただそん時は気まずくてスワップの話題はでなかったけど
それでメシ喰い終わって3人でリビングに居る時その話題を勇気出して言ってみた。
「本当はちょっとやってみたかったんだよな」って。
そしたら嫁は困ったように笑って
「まだ言ってるー」って。

幸雄も「俺も美咲ちゃんとネンゴロしたかったな」と
あくまで冗談っぽく両手をわきわきさせながら言ってた。
嫁は「キャー、セクハラセクハラー」と笑ってた。
で「ちょっと今二人手繋いでみてよ」と俺。
嫁は笑いながら「もー仕方ないなー」って言って
ぱっぱっと幸雄の手を掴んで離した。
それだけで結構キタ。
「あ、やべ興奮する。もっと握っててよ」って言ったら
一瞬嫁の眉間に皺が寄った。
でもアヒル口作りながら「・・・こう?」って幸雄の手を握った。
幸雄は「すべすべだな」ってにやにやしてて
それだけでちょっと勃起した。
そん時俺がどんな顔してたかわからないんだけど
嫁は俺の事みてぱっと手を離して
「幸雄君彼女いるんでしょ?もうだめー」と笑顔で言った。

「え?俺もう別れたよ?」と幸雄。
(後で聞いたらこれは嘘だった。俺もこの時は信じてた)
「へーそうなんだ?」とビックリする俺と嫁。
「な?だからいいじゃん」と恋人みたいに指を絡めあう幸雄。
「えー、ちょっとやだー」と笑いながら俺を見る嫁。
「あー、やばい興奮する」と俺。
「うわー変態だー」とやはり困った笑顔の嫁。
そんで暫く二人は手を握ってて
でも嫁の手は開き気味で握ろうとしていなかった。
嫁の顔は段々笑顔より困った成分のが大きくなってって
でも俺はもっと見たくて
「キスとか、だめ?」と聞いてみた。

それ聞いて嫁は幸雄から距離取って座った。
でも手は繋いでた。
というか幸雄が離さなかったって感じ。
「じゃあほっぺ」と幸雄。
「それくらいだったら・・・」と納得いかない感じで嫁。
んで幸雄が手を引っ張ってまたすぐ隣に座らせて、そして頬にキス。
その時の嫁は「いやー」と言いつつくすぐったそうに笑ってた。
そんで「はい美咲ちゃんも」って幸雄が言ったら
「えー・・・んー」と数秒間迷った後、結局した。
すっごく素早かった。
幸雄は俺見てニヤニヤしてたからわからなかったけど、した後嫁は口元こっそりと拭ってた。

幸雄調子に乗ってきて嫁の肩に手を置く。
「口はだめ?」
「だーめ・・・ね?」と俺を見ながら嫁。
すでに完全勃起の俺は「あ、ああ・・・そうだな」
と言ったものの直ぐに「まぁ、でも、一回くらいは」と前言撤回。
嫁は「はぁっ!?」と外面用じゃない素の声を出す。
「俺後ろ向いてるから」と二人に背を向ける俺。
「ちょ、ちょっとー・・・いいの?」と弱々しい嫁の声。
何か怖くて返事は出来なかったから首だけ縦に振った。
すると「・・・ん」と声なのか音なのかよくわからん音がした。
振り返るとニヤニヤしてる幸雄と口元を拭ってる嫁。

「ごちそうさん」と幸雄。
その幸雄の太股をパチンと叩く嫁。
幸雄の口にうっすら口紅がついてるのをみてガチで心臓が痛かった。
その時俺と幸雄のアイコンタクト
「いいな?」
「おう」
こんな意思疎通が確かにあった。
嫁の肩に乗ってた幸雄の手が嫁の胸に伸びた。
嫁はぐいっと身をよじって
「やだ!っもう!」とあくまで笑顔。
それで続けて「・・・え~」と俺を困った顔で見る。
俺は無理矢理笑顔作って
「いいじゃんいいじゃん。てかメチャクチャ興奮すんだけど」
と背中を押した。
スワップを推した時にそういう性癖があるっていうのは説明してた。
イマイチ納得はしてなかったみたいだけど。

で多分だけど嫁も興味あったんだと思う。
お互い性に関しては淡白だったけどやっぱり女盛りなのかもしれん。
「ううぅ~」って唸りながら結局幸雄の手で揉まれ始めた。
「うわっでけえ」
幸雄のその言葉ですごいむかついてでもすごい興奮した。
嫁顔真っ赤で顔を伏せる。
嫁の手は幸雄を制するように幸雄の手に重ねてた。
でも、力はまったく入ってなかったと思う。
「何カップあるの?」
明らかに嫁に対して聞いたのに嫁はシカト。
上目遣いに俺を見る。
仕方ないので「秘密」と俺が代弁。

「よいしょ」って言って嫁の後ろに座り両手で揉み始めた。
それを一分くらい続けていたら嫁が
「はい!ね?もう終わり終わり」と幸雄の手をどかして立った。
んで俺の横に座って手を繋いでくる嫁。
「あー、あつー」と手で真っ赤な顔を仰ぐ嫁。
俺キモイ半笑いで「・・・してみない?」と提案。
嫁は顔を伏せて「・・・えー・・・」と俺の太股をいじいじし出した。
「たつ君は・・・嫌じゃないの?」
「すっごい嫌!ていうか幸雄死ねばいいのに・・・って思ってる」
幸雄は「ひどっ」と笑った。
嫁はぱっと笑顔を浮かべると「じゃあ駄目じゃん!」と突っ込み。
「でも同時になんかすっごい見たい」とはっきり言った。
意外と嫁は押しに弱い。
その時は雰囲気的に嫁も桃色って感じだったから勢いで押そうとした。

「・・・えー・・・絶対嫌いにならない?」
「ならないならない」
「じゃあ・・・ちょっとだけ」
俺心の中でガッツポーズ。
でもちょっとショック。
断ってほしかったという自分勝手すぎる気持ちもあった。
「じゃあ、寝室いこっか」
嫁の手を引いて寝室へ。
嫁の足取り超重い。
無理矢理引っ張ってった感じ。
その後を幸雄が付いて来た。
「俺、寝室は初めてだな」
「そうだな」
「ここが愛の巣か~」と幸雄。
でも最近もしてなかったからちょっと気まずかった。

嫁はちょこんとベッドに座った。
幸雄はその横。
俺はそれを離れたとこに立って見てた。
嫁はずっと俺を見てた。
悲しそうだったり照れ笑いだったり。
幸雄が嫁の顎を掴んでキスしたときもずっと俺を見てた。
でも幸雄が嫁の服の下から身体を触り始めた時から顔を伏せた。
幸雄はまた嫁の耳元で「何カップ?」って聞いた。
服の下では胸の辺りでモゾモゾと手が蠢いてた。
嫁はかすれた声で「・・・わかんない」とだけ答えた。
幸雄は押し倒すと少しづつ衣服を剥いでいった。
下着になってブラを取ろうとすると
「全部は・・・や」と嫁の弱々しい声。

嫁は布団の中に潜り込んだ。
幸雄もその中へ。
モゾモゾと動く布団の中で、やがて下着と靴下が布団の中からぺっと吐き出された。
「美咲ちゃん超濡れてるんですけどー」と幸雄の冗談っぽい声。
「やー!」と嫁。
バタバタ動く布団。
「やー、やー」とくすぐったそうな嫁の声。
「布団取っていい?邪魔なんだけど」
「絶対だめー」
幸雄が布団から顔を出した。
その際幸雄の顔の先には、嫁の股が見えた。
クンニしてたんだろうなと思った。
「ゴムは?」

その時俺はうずくまって座ってた。
それまでは落ち着き無く部屋中歩き回ってたり、心臓バクバクで口の中の肉を噛んで食い捲ってた。
そんな癖今までなかったんだけど
「お、おう」と返事して引き出しの中のゴムを渡す。
「・・・たっくぅん・・・」
と布団の中から弱々しい嫁の声。
ちなみに嫁は俺のことを
『あなた、たつ君、たっくん』と呼ぶ。
第三者には上記+旦那とか主人とか夫とか。
「ど、どした?」
「・・・やっぱやだぁ」
俺は返事出来なくてゴム着けてる幸雄を見てた。

幸雄のは正直俺より小さかった。
安心した反面心のどこかで少しガッカリした。
ただ前述したとおり幸雄は嫁のことを散々
「タイプじゃない」「そんな可愛くない」と言ってたので
だからこそ安心して抱かせれたってのもある。
その上ちんこも俺より小さかったので余計安心した。
でも、すごいでかいので犯される嫁も見たかった。
布団の中から嫁の手が出てきた。
俺はそれを握った。
嫁は握り返してきて
「たっくん・・・絶対嫌いにならない?」
「絶対ならない」と即答した。
すごい切羽詰った感じの口調で即答したと思う。

幸雄が布団を少しめくる。
嫁の下半身とへそくらいまでが露になった。
めくられた瞬間嫁の足はだらしなく開いていた。
すぐに内股に。
幸雄はそれを開いて、ちんこを嫁の下腹部に当てがった。
「や、や、や・・・か、隠して」と慌てた嫁の声。
それを聞いた幸雄はめくった布団に潜り込み、また二人の姿は全部布団の下に隠れた。
俺と握ってる嫁の手以外は。
そんでギシっと少しベッドが軋み。
「・・・ん」と嫁の声。
ゆっくりとギシギシ・・・と軋み始めた。
嫁の手はメチャクチャ強く俺の手を握り始めた。

「ん・・・ん・・・・」
と鼻から息が漏れてるような声が布団から聞こえてきた。
ギシギシギシ
「ん・・・は・・・あ・・・・あ・・・」
クチュクチュって音も聞こえてきた。
「あ、あ・・・・た、たっくん・・・」
俺は手を強く握りなおした。
「み・・・見ないで・・・」
「だ、大丈夫だって・・・見えてないよ」
「あ、あ・・・じゃなくて・・・おねがい」
「え?」
「部屋に居ないで欲しいんだよな?」と嫁に向けて幸雄。
数秒沈黙。
でもベッドは軋み続けた。
「は、あ、あ、ん、あ」

「だよな?」と再び幸雄。
そして布団の中から「ちゅっ」と音がして
「だってさ。達也」
そん時俺は「ふごー、ふごー」って感じの鼻息だったと思う。
「あ、あ、あ・・・ごめん・・・ああ、あ」
俺の手を握る嫁の手が緩まった。
「ち、違うの・・・は、恥ずかしい・・・から・・・」
俺はそっと手を離して「俺、リビングにいるから・・・何かあったら」と言って
「・・・あと絶対乱暴とかすんなよ」と幸雄に警告した。
「わかってるって」
背中向けて部屋を出ようとすると
「あっ、あっ、んっあ・・・た、たっくん・・・ご、ごめ・・・」
って嫁の申し訳無さそうな、でも上擦った声と
「美咲ちゃん締まり超良いんだけど」という幸雄の囁きが聞こえてきた。
幸雄のはきっと俺に対して言ったわけじゃないと思う。

寝室のドアを閉めると中からギシギシと音が聞こえてくる。
しばらくそこで聞き耳立ててたんだけど居てもたってもいられなくて
俺は階段下って言葉どおりリビングに行ったんだけど、リビングだと全然音が聞こえてこない。
それでもしやと思って寝室の真下の部屋に行ったらビンゴ。
メチャクチャ聞こえる。
以前、この部屋居る時寝室で嫁が携帯喋ってて
「音漏れすごいな」って思ったのを思い出した。
築何十年もたってるからボロいんだ。
リビングとかは増築したんだけど、それで嫁の吐息とかも余裕で聞こえてくる。

ギシギシギシって軋む音は俺が部屋に居た時より余裕で激しくなってた。
そんでグッチャグッチャって水音も凄かった。
「な?エロイな?聞こえる?な?美咲ちゃん?」って幸雄。
でも嫁は一切返答してなかった。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」って犬みたいな声出すだけ。
「な?ブラ外していい?」
「だ、だめぇ……あっ、んっ、んっ」
「すっげ揺れてるよ?な?何カップ?」
「あっ、あっ、あっ・・・し、しらない」
「すげえ揺れてる」
そんで段々嫁の声が甘くなってった。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・やだぁ」
ずっと我慢してたんだと思う。

ついに普通に喘ぎだした。
「あっ、だめ、あっ、そこ、だめぇっ」
「ここ?ここ?」
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!う、うん、そ、そこだめぇっ」
「すっげ!美咲ちゃんすげえ」
「ああっ!あっ!あっ!あんっ!だめ!だめ!そこだめなのぉっ!」
「ブラ外していい?いい?」
「だ、だめぇっ。全部はだめぇっ・・・あっ!あっ!あああ!」
「キス!キスしよ?な?」
「や、やぁっ!キスやぁっ!」
「キス嫌い?な?」
「き、嫌いっ!・・・あっあっはああ・・・やぁっ」
でも暫く止んだ軋む音と喘ぎ声。
「もっと舌だして」
「ん・・・」

そんでまた軋む出す音と喘ぎだす嫁。
「な?バックしよ?な?」
「や、やだぁ・・・あぁ、あっ、はぁ、あっ」
「バック嫌い?」
「んっ・・・やっ・・・きらぁい」
「じゃあ上乗ってもらっていい?」
「やぁ」
嫁の断る口調。
メチャクチャ甘く蕩けきった声でやばいくらい可愛かった。
「このまま?」
「このままぁ・・・あっ!あっ!そっ!あっ!そ、そこやだっ・・・てぇ」
それで嫁は「ま、まだ?ね?まだ?」と連呼しだす。

「いきそうっちゃいきそうかも」と幸雄。
「は、はやく!いって!ね?はやく」
「なんで?いきそ?」
「あっ、あっ、ああぁん、ち、ちが・・・ちがうけど」
「いきそなの?一緒にいこ?な?」
「ち、ちが・・ちが・・・あっあっあっあっ!」
床が抜けちゃうんじゃないかって心配するくらい軋みが激しくなった。
増築してない元の家屋は暴風警報が出ると震度3くらい揺れるから怖い。
「あっ!あっ!あっ!はっ!・・・だめ、だめ、だめ・・・だっめぇっ!!!」
最後一際激しい嫁の声。
こんな声聞いたのいつ振りだろうかとわりと冷静に聞いてた。
というか最後にイカせたのはいつだっけかと罪悪感を感じた。

その音をきっかけに音がぴたりと止んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ」ってどっちのかわからない荒い息遣い。
そんでしばらくすると「もう動いていい?」って幸雄の声。
返事は聞こえてこなかったけど、またギシギシってゆっくりと軋みだした。
嫁の声は「ふっ、ふっ、ふっ」とか「ひっ、ひっ、ひっ」
って感じでお産してる人みたいだった。
こういう声は聞いたことが無い気がする。
「もうイクね」
「あっ、ひっ、ひっ、ひぃ、あっ、ふっ・・・は、はやく、はやく」
それで「うっ」て幸雄の声が聞こえてそれで終わり。
しばらくやっぱり「はぁ、はぁ、はぁ」って息。

そんで一分くらい経って
「どだった?」と幸雄の楽しそうな声。
「・・・すごい」と嫁の返事。
「すごかった?」
「うん・・・」と嫁の焦ったような声と
ドタバタドタバタとした音が聞こえてきた。
「ふ、服・・・どこ?どこ?」って声が聞こえてきて
俺が慌ててリビング戻ろうとしたら
上でガチャってドアが開く音して、急いでリビングに戻った。
俺はリビングで通路の向けて背中向けて座ってた。
どんな顔してたらいいかわからんかったから。

で、すぐに後ろからドタドタドタって足音聞こえてきて
振り向くかどうか迷ってるうちに後ろから抱きつかれた。
しばらく無言でそんでなすがままだった。
美咲も特に何するでもなく後ろから俺の手を取って握ったり首筋に軽くキスしたりしてきた。
そんでようやく口開いて
「たっ君・・・好きぃ・・・」って甘えた口調で言ってきて
「俺も・・・やばいくらい好き」って返して、振り返って思いっきりキスした。
さっきまで幸雄に抱かれてた嫁の顔は紅潮しきってて、そんでちょっと涙目だった。
幸雄の香水の匂いがしまくってそれでまた興奮した。

そんで貪りあうようにキスしてたら、服着た幸雄が降りてきて
「おお、ラブラブじゃん」ってニヤニヤしながら言ってきて。
「帰れ」って俺がざっくり言って
「ひでえ」って幸雄が笑って「美咲ちゃん旦那になんとか言ってよ」
て言ったら嫁も「ごめん帰って。ていうか帰って」って即答して三人大爆笑。
幸雄はすごすごと帰っていって、その後燃え上がるように3回もした。
付き合ってる頃すらそんなしたことなかった。
もう動物かってくらい愛し合ったって感じ。
「良かったのか?なぁ?」って聞きながらバックでガン突き。
嫁はバックも騎乗位も嫌いじゃない。
むしろ好き。
「たっ君が良い!たっ君だけだからぁ!」って喘ぎまくってた。

これが先週の話。
それで明日もまたやる予定。
幸雄は勿論嫁にも事前に言ってあるけど
「あたしもう絶対やらないからね?」って言ってたけど
「(料理は)何がいいかな?」と聞いてきたので
幸雄を招待する事自体は無問題みたい。
やっぱり元々愛してたけど恋愛感情が戻るっていうか家族愛から好きって感じなる。
向こうもそうみたいで数日はすごいベタベタしてきた。
ていうか『たっ君』なんて付き合ってる頃に少し呼んでたくらい。
今は基本的に『あなた』か『達也君」だから。


前夫に中出しタンポン栓されてた妻

妻とは二年前に結婚しました。

私は初婚でしたが、妻は離婚暦がありました。話しによると前夫の母親と同居していて、折り合いが悪くそれが原因だったそうです。

子供が一人いて協議の末、子供(当時1才)には一切会わないという条件で、今から4年ほど前に七年続いた結婚生活に終止符を打ったようでした。


私は過去の事として、さして気にしていませんでしたが、結婚して四ヶ月ぐらいの時に前夫の母親が亡くなったという事を知らされてから妻の態度が変わって行きました。

妻はそれから前夫と二人暮しになっている子供のことを非常に気にしてふさぎ込むようになりました。

やがて妻は、車で20分ほどの前夫と子供の家に度々出かけるようになっり、帰りも午前1時・2時と遅くなって行きました。そして私とのセックスを拒む事が多くなりました。

おそらく子供が寝た後、前夫と二人っきりになっている筈だと思うと、嫉妬と同時に、今ごろ・・七年間入れ慣れた前夫のチンポをヨダレをタラしながら しゃぶり、私のものと硬さも長さも違う事を実感しながら、息の合った体位で、一度受精したことのある精子を再婚後も子宮が悲鳴をあげ、むせるぐらいに ピュッ・・ピュッ・・とひっかけられ、妻のおマンコが満足げにしている様子など、いろんな事を想像して、妻が帰るまで自慰にふけるのが楽しみになって行き ました。
しかしそれも、一年ぐらい経つと嫉妬の気持ちの方が強くなり、やがて妻の下着をチェックするようになりました。とにかく証拠が掴みたかったのです。4週間しても妻の下着にそれらしき痕跡を確認できずにいた時、あることに気付きました。

妻の生理用品(タンポン)が前夫の家に行くたびに、一つずつ必ず減っていくのです。その時はそれがどういう意味を持っているのか解かりませんでした が、ある日初めて、拒む妻に強引に入れようとした時、妻のほのかに赤く熱を帯びたアソコからタンポンの糸が恥ずかしげに顔をのぞかしているのが見え、「や めて・・・いやぁ・・」という妻の言葉を無視して、糸を持ちそれを引き抜いた後、衝撃的な事実を妻から泣きながら聞かされました。

プチュッという音とともに、タンポンを引き抜くと中からは血液ではなく、濃い臭いとともに、練乳が腐ったような黄色見を帯びた精液が妻の肛門にツル〜っとつたって流れました。

妻はそれと同時に、「あなたごめんなさい・・・」と繰り返すばかりでした。タンポンが前夫の精液を含んでパンパンに膨れているのを横目で見ながら、 ツンッと臭う精液をティッシュで拭いてやるのですが、中から湧いてくるように流れ出てくるので、妻に気張る様に言うと、妻は恥ずかしそうに肛門をピクピク させて力み、グチュグチュっと音をたてながら、部屋中に前夫の精液の臭いが染み付くぐらいに、私の数回分と思われる量を吐き出しました。

私は、おそらく前夫にハメまくられて数時間も経っていない精液の臭いが染み付き、ポッカリと2.3センチの穴があいたままで、まだ閉じきっていない 妻のアソコに顔をうずめた後、今度は俺の臭いを付けてやる・・俺の精液をかけてやる・・と心の中で叫びながら、根元までしっかりと押し付けて今までにない 興奮の中で果てました。

妻の中に入り動いている時に、前夫のペニスが通った感触と、道筋がはっきりとわかり、逆に前夫専用のおマンコに私が入れさせてもらっている様な感覚と、妻の下半身が(いや・いや・このおチンチン・いつもと違う!)と言っている様な感覚が、今は癖になっています。

妻の話しによると、前夫は親権を持っていることをたてにとり、やがてセックスさせないのであれば、離婚時の約束通り子供に合わせないと言って、使い慣れた妻の体で週に3・4回、一回につき最低2発は射精を好きなだけ楽しんでいたようです。

やがて前夫は、妻が私に射精される事に嫉妬するようになり、絶対私とセックスができない様に、前夫は射精のたびに大量の精液を封印するかのように、 嫌がる妻にタンポンを前夫自身の手でニヤニヤしながら挿入して、いつも妻に「俺の精液の質と臭いは、お前が一番解かっているから言うまでもないが、もし亭 主の精液を入れてタンポンをしてきてもすぐわかるからな・・もしその時は解かってるな・・」と脅されていたようです。

私と前夫との精液の違いは、妻が一番よく解かっていたので、わたしに悪いと思いつつ、子供に会いたくて従っていたというのです。

前夫は薬剤師で妻にピルを与え、妻にハメる時はタンポンを抜き取り、自分の精液である事を確認すると、洗浄する事も無くそのまま射精をし、またタンポンをされていたと言うのです。

となると今まで10ヶ月間、私とテレビを見ている時も、食事の時も、ドライブで私の隣に座っていた時も、妻の膣は前夫によって注ぎ足された、臭いの強いあの練乳のような精液により常に男性ホルモンを補充していた事になるのです。

確かに、前夫に射精されるようになってから色っぽくなり、体つきが変わった事は否定できません。

妻と色々話し合った結果、どうしても子供に合いたい事と、前夫が親権を持っているということで、しばらくは妻の好きにさせています。

今ではお恥ずかしい話しですが、前夫に気付かれないように、前夫の精液が入ったままの状態で妻とセックスをし、常に外出ししております。

しかし、どうしても前夫の精液が私のペニス全体にまとわり付くので

滑りがよく、途中で乾く事はないのですが、時折前夫との質があわないのか、かぶれたり、痒くなったりします。

妻はそろそろ前夫の精液を入れ続けて1年ほどになりますが、妻に今までに、かぶれた事無いかと聞くと、あっさりと「一度も無い」と答えました。

その時は、よほど前夫との体液の相性が良いのだろうとさすがに強い嫉妬を覚えました。

最近はこのような生活が、こどもがもう少し大きくなったら解消されるのではないかと思うと、期待と不安が入り混じってきます。


妻の過去

同じ専門学校で同じクラスになったのがきっかけだ。

出会った頃の千春にはいわゆる”色気”というものを感じた事がなかった。
この頃の女性は高校時代には禁止されていたであろうあらゆる策を講じ色気を装う。
しかし千春にはそれが無かった。

活発でいつも明るく、化粧もしない。
そんな飾らない千春が私にはたまらなく魅力的だった。
私の他にも千春に想いを寄せる奴らはいたが、それを巧みに笑ってあしらうのも千春ならではの技だ。

千春とつきあう事になったのはそれから1年後の事だった。
付き合ってからも千春は変わらなかった。
いつも友達のような感覚。でもそれが又嬉しかった。

千春とのSEXは週に一~二回程度。週末に私の家に泊まりに来る。
SEXの時の千春は普段と打って変って静かになり、恥じらいさえも見せる。

普段”性”を感じさせない千春が性を見せる瞬間。この時だけは”女性”の表情なる。
私だけしか知らない表情だ。そう思うとたまらなく愛しくなり、私自身、優越感にさえ浸ってしまう。
そして又、いつもの千春に戻ってゆく。

上京した私は都内にワンルームのアパートを借りていた。
狭い部屋だったが、千春と二人で過ごすには十分な広さだった。
千春といる時はいつまでもこんな日が続けばいいと思っていた。他に何も望まなかった。

しばらくして千春が就職活動を行うようになった。無論私も同様である。
交際してから初めて千春の化粧姿を見た。驚く程綺麗だった。
スポーツで鍛えられた見事なプロポーションはリクルートスーツがよく似合っていた。
思えば、その頃から千春は普段から”性”を見せる”女性”になっていったのではないかと思う。
私はまた大きな優越感に浸りながら、その反面この頃から不安を感じるようになっていた。

そして事実この不安は的中する事になる。

「付き合ってどれ位?」
千春との交際期間を聞かれると私は迷わず「3年」と答える。正確には”3年半”だ。

しかし私はその”半”を認めたくなかった。この半年間は千春との交際期間には加えたくなかった。
一年半前に遡り、ここからの半年間は、私にとって絶えがたい苦痛の毎日だった。
千春との別れを考えたのはこの期間だけだった。


4月を迎え、二人は共に就職することになった。
4社目にしてようやく内定をもらった私に比べ、優秀だった千春は一発で第一志望の大手人材派遣会社に就職が決まった。

週に一度千春は泊まりに来る。そのペースは就職しても変わらなかった。
変わったのは私の千春対する意識だ。スーツ姿の千春を見るとどうしても欲情が湧いてきてしまう。
化粧した千春の表情にどうしても”性”を感じてしまう。

玄関で出迎え、そのままベッドに押し倒すこともあった。
しかし、会う度色気が増してくる来る千春に対して、私は益々不安になっていった。

こんな事を他人に話してもただの”のろけ話”にしか聞こえないだろう。
事実二人は愛し合っていたし、千春も男の気配など微塵も感じなかった。
無論私も浮気などしていない。
それでも恋人の事を不安に感じるのは至極自然な感情であると思う。
愛していればこそだ。

さらに時が過ぎ、お互い入社2年目に迎えた頃の事だ。
窓の外を見渡せば桜も散り始めた頃、その手紙は届いた。

差出人は不明、消印も無い。ポストに無造作に投げ込まれたようなそれは、明らかに直接投函されたものだ。
茶封筒に若干のふくらみがあった。
中には一通の手紙とカセットテープが入っていた。
不思議に思い、すぐにその場で手紙を開いた。


「お前は何も知らない」


たった一行だけ記されていた。
しかしそのたった一行は、私を疑心暗鬼に陥らせるには十分過ぎた。
とっさに千春の事が頭に浮かんだのだ。嫌な予感がした。
私は同封されていたカセットテープを手に取り、部屋へ入った。

部屋に入り、もう一度手紙を眺める。しかし、やはりそれ以上の事は書いていない。
「何も知らない」とはどういう事なのだ。千春の事だろうか?

どうしても千春と結びつけてしまう自分がそこにいた。
そしてその真実がこのカセットの中にあるはずだった。
しかし、音楽を聴かない私はこれを再生する機器を持ち合わせていなかった。
そんなの千春に頼めば済む話だったが、なぜか頼めなかった。
自分でまず確認したかったのかもしれない。

私は近くのリサイクルショップまで出掛け3000円でヘッドフォンラジカセを購入した。
自宅までの帰り道が遠く感じられた。不安でどうしようもない自分がいる。

自宅へ到着するなり飛びつくようにカセットを掴み、買ってきたばかりのヘッドフォンラジカセに挿入した。
ヘッドフォンを付け、高鳴る鼓動を抑えながら、静かに再生ボタンを押した。

突然激しい息遣いが耳に飛び込んできた。明らかに男と女が入り混じった息遣いだ。

「・・・あぁ・・・もう・・きそう・・・あぁ・・いきそう・・」

雑音が入り混じり、男が何か話かけるがよく聞き取れない。

「・・さん・・しないで・・はあん」

「あぁん・・んん・・・・い・・いくううう!!」

急に女の声が高く大きくなった。

その後男がまた何やら話し掛けているようだが、よく聞き取る事が出来ない。
女も甘えた声で受け答えしているようだ。

およそ5分程の内容だったが、私はつかのまの安堵感を得たような気がした。

この女の声は断じて千春では無い。

千春の声はもっと低い、そしてこの様な甘えた声など出さなかった。
少なくとも私とのSEXでは。

しかし、なぜこれを私の所に送ってきたのか?
「何も知らない」とはどういう意味だ?
届け先を間違えたのでは無いか?

さまざまな考えを巡らせながらも、一抹の不安は拭い去ることが出来なかった。
しかし、何の確証もなしに千春を責めることはできない。いや聞くことすら許されないだろう。
きっと千春は傷つくはずだ。わたしの知っている千春はそういう女性だ。
こうして不安は消えないまま、それでも忘れる事にした。

またしばらく時が経った。千春との交際は相変わらず変わらない。
そして前の出来事を忘れかけていた時、再び一通の茶封筒が届いた。

そして今度はカセットテープだけが同封されていた。
また再び強い不安に襲われた。

そして部屋に戻るなり一目散に押し入れに向かう。
一度聞いただけで使わなくなった、ヘッドフォンラジカセがそこにあった。
イジェクトボタンを押すと、そこには見覚えのあるカセットテープが入っていた。
それを取り出し、今届いたばかりのテープと交換する。
聴かない方が良いかもしれない。思い浮かべるのは千春の事ばかりだった。

それでも私はこの再生ボタンを押した。

また同じような激しい息遣いが聞こえてきた。
違うのはその音質だった。
以前のと比べ、驚く程鮮明に聴き取れた。それは悲しい程に鮮明だった。

「なあ?どう?もうイキそう?」
「あぁん・・んん、はあ・・も、もう少し・・」

「千春はほんっとすけべな子だねえ・・見てみホラ、マンコがバイブ咥えちゃってるよ。」

「はぁん・・そういう事言わないで・・・あぁ・・」

「ほらほらクリちゃんにも当たってるよ。イキそう??」

「ん、はぁ・・うん・・・はぁ・・いきそう・・・」

「千春は悪い子だねえ・・彼氏が泣いちゃうよ?ホライク前に彼氏の名前言ってごらん。い・つ・も・みたいに。」


「はぁ・・りょ、りょーちゃん・・・ああいくう・・」


「”良ちゃんごめんね”だろ?ほらやめちゃうよ?」


「あぁぁぁ・・意地悪しないで・・ごめんね良ちゃん・・ごめんねえあぁぁぁぁぁ!」

男がわざと私に伝わる様に話しているのは火を見るより明らかだった。
それに比べ千春はまったく気づいていないようだ。

少し間が空いて、聞き覚えのある音が聴こえてきた。
千春が男のそれを咥えている音だ。
男はわざと聴こえるように近くでやらせている。そして音を立てさせている。
再び男が喋りはじめた。
「ああ・・千春・・今度ビデオ撮ろうぜ・・」
「んん・・んんん・・」
「いいだろ?千春と会えない時にそれでオナニーするんだよ。」

男は千春に咥えさせたまま喋っているようだ。

「よし・・いいぞ・・上にまたがってくれ・・・自分で入れるんだぞ。」

男は明らかに私を挑発している。しかも私の事をすべて見抜かれているようだった。
テープの中で繰り広げられる様々な淫らな行為は、私と千春の間では経験した事が無い事ばかりだった。
それを知ってて男はやっているのだ。

気が付くと涙がこぼれていた。これは間違いなく千春だった。
そして私の知らない千春だった。


私の名を叫び絶頂に達した千春の声は悲しい程鮮明で、激しく、そしてヘッドフォンを通し悲しい程興奮している自分がそこにいた。


カセットテープを2度に渡り、私の自宅に届けたのはこの男に間違いなかった。
無論前回のテープに出てきた女も千春だったのは言うまでもない。

しかし、なぜ私の家を知っているのか?
そして千春はあんな甘えた声を出す女だったのか?

すぐに千春に問い詰めるべきだった。そうしなければならなかった。

私は携帯電話を手に取った。言うまでも無く千春を呼び出す為だ。

アドレス帳の一番上に千春の名前がある。
しかし、なぜか発信ボタンを押す事が出来なかった。

最後に男が発した”ビデオ”という言葉が頭に残っていた・・
おそらく男はこれも届けるだろう。その為にわざわざこの言葉を選んだのだ。

これは男からのメッセージだ。

今回のカセットテープには、これに登場してくる”千春”なる人物が私の名前を口にしている。
こうした証拠がありながら、それでも私は認めたくなかった。

それほどまでにテープの中の千春は、私の知っている千春とは程遠い存在だったのだ。
どうしても同一人物と思えない。千春と重ねることができない。


「ビデオ」

では実際に映像で見たらどうなるのだろう。
千春に対する意識が変わるだろうか?
変わってしまうだろう。恐らく私は千春を許さないだろう。

でも今現時点なら許せる。自分でもまだ認めたくないからだ。

だからこそ「ビデオ」が届く前に千春に知らせなければならない。

そして私はそれを見てはいけない。

再び携帯電話の画面に目を移す。
アドレス帳の一番上にある千春の名前・・・

千春の携帯電話のアドレス帳・・一番上は誰の名前だろう。

千春にとっての一番は誰なんだろう。

変わりたくは無い。千春を失いたくない。

目を閉じ千春を想い浮かべた。

そして・・・私は発信ボタンの2個隣にある”OFF”ボタンを押した。

その日は平日にも関わらず私は自宅にいた。
先週の日曜日出社したための代休日だ。
私はどこにも出かける気になれず、自宅で読書にふけっていた。
ふと窓の外から、聴きなれた声が聴こえて来た。千春の声だ。

私のアパートの斜め向かいに住んでる年配の女性と会話しているようだ。
私はここに住んで早4年目を迎えるが、ほとんど会話した事がない。
無論挨拶程度はするが、この女性の睨み付けるような目がどうも好きでなかった。
その点千春は誰とでも仲良くなれる。千春のそういう所が好きだった。

(あれ今日は仕事お休み?)

(ううん、さぼり。ロクなもの食べてないと思うから何か作ってやろうかと思って。)

私の事だ。
千春とその女性はしばらく立ち話をしていた。

(・・千春ちゃん、男はあまり信じちゃだめよ・・もし別れたら言って頂戴・・うちの息子紹介してあげる。いい男よ~・・まだ独身なのよ。)

大きなお世話である。千春に内緒話をしているようだが、全部聴こえている。
年寄りの内緒話は声が大きいのであまり内緒にならないのが特徴だ。

(あはは、ありがとう。まあ、ふられたらお願いします。)


しばらくして玄関のチャイムが鳴った。

千春がスーパーの買い物袋を下げていた。スーツ姿のままだった。

「急にどうしたんだ?つうか全部聴こえてるぞ。」
「だと思った。お年寄りは耳が遠いでしょ?だから自分の声も大きくなっちゃうの。あれ何?やきもち焼いてるの?かわいいねえ。」

「あほか。お前こそなんだ?俺に会いたくなったんだろ?」
「いや営業の途中で気分が悪くなって・・まあいいや。さぼった。」

相変わらずの会話だった。

「たまには何か作ってあげる。つうか肉じゃがだけど。」
「なんで肉じゃがなの?」
「男は愛する人に”肉じゃが”作ってもらうと嬉しいんでしょ?」
「まあ何でもうれしいよ。ところで作れるん?」
「当ったり前でしょー?まあ座って待っとけ!」

肉じゃがの材料と一緒に、料理の本まで買ってくる所が千春らしい。

私はベッドの上に腰掛け、台所に立つ千春を見ていた。
千春は時々隠れてレシピを見ているようだ。
ふと私は千春を試して見たくなった。


「千春。SEXしよう。」


千春が一瞬驚いたような表情をした。
私は普段こんな事は口にしない。
千春がどういう反応をするか見てみたかった。

「アホ!真昼間から何言ってんの? すぐ出来るから茶でもすすっとけ!」

そういって千春はペットボトルの緑茶を投げてよこした。
やはりいつもの千春だ。私の知っている千春だ。


千春は肉じゃがが出来ると器に盛り、先ほどの年配の女性の自宅へ届けに行った。
あの女性は夫に先立たれ今は一人暮らしの筈だ。
そういう事を知って千春は行動している。

夜になり、千春を抱いた。いつもと同じ様に抱いた。
いつもと同じ様に恥じらいをみせる。
いつもと変わらぬ千春がそこにいた。


ビデオが届いたのはそれから2週間後の事だった。
前回のより一回り大きい茶封筒。
もう中身は見なくても解った。

部屋に戻り、ビデオテープを取り出した。
タイトルにはこう書かれていた。

「あなたの知らない世界」

意味は考えるまでもない、千春の事である。
私の知らない千春がこのテープに収まっている。
カセットテープの時とは比較にならない程、鼓動が高まっている。
ビデオテープを持つ手が震える。
私はこれからこれを見る。そしてある決断を下す事になるだろう。

言うまでも無く千春との”別れ”だ。

そう考えると涙がこぼれた。テープを握り締めしばらく泣いた。

・・そして想いを断ち切るかのように、ビデオデッキに挿入した。

テレビの電源をつけ、ビデオの画面に切り替える。
そしてまもなく黒い画面が切り替わった。

女性の局部が画面いっぱいに映し出された。
そして・・悲しい事にそれは見覚えのある形だった。

画面の横から見知らぬ男の顔が入って来た。
男はそのまま局部に顔をうずめていった。

執拗に舐めまわす男の舌、濡れているのが唾液だけで無い事がわかる局部。
女は突然痙攣するように反応している。そして悲しんでいるように喘ぐ女の声が聴こえる。

男は舐めるのを中断し、ビデオカメラに手をのばしてきた。
カメラが固定から男の手に替わった。

画面が揺れる。先ほどまで舐めまわしていた局部にカメラを近づける。
濡れて嫌らしく光るそれは、恥ずかしげもなく画面いっぱいに映し出されていた。

カメラはそのまま上に移動する。
見覚えのある陰毛、見覚えのある胸。

そして見覚えのある顔・・

恥ずかしそうに笑って顔そむけるが間違いなく千春だった。                                             
「千春ちゃん恥ずかしいですかあ?」

男が千春に向かって話しかける。

「恥ずかしいですう・・」

笑って千春が答える。その笑顔は悲しくなるほど綺麗だった。

「高平さん、本当に誰にも見せないでね・・」
「ええーどうしよう・・彼氏に見せてあげたいなあ・・」
「だめだめだめ!ほんとにやめて?ね?高平さんのオナニー用!」
「わかったわかった。でもさ彼氏の前でもこういう姿みせてあげなよ。可愛そうだよ。」
「良ちゃんは高平さんとは違うの!もうカメラ止めてよ~」

男は相変わらず私を挑発する。この男は高平という名前のようだ。
千春との会話でも聞いたことの無い名前だった

惨めさと興奮が入り混じる。
私は高平の挑発に見事にのっている。

高平はそれを一番見たい筈であろう、高平と千春のSEXを見ながら私がマスターベーションをする姿をだ。
その暗示に掛かるようにわたしはズボンを脱ぎ始めた。

・・そしてそれを予想してたかのように、高平は千春にも同じ事を要求した。

「千春ちゃん。オナニーしてよ、これで。」
高平の手には小型のローターが握られていた。
高平は私に見せるかのように画面のまえで揺らしてみせた。

無論私はこのような類を千春とのSEXで使用したことなどない。
そういうSEXを一番嫌がるのは千春だと思っていたからだ。

「えぇ~・・・カメラの前では恥ずかしいなあ・・」

千春が発した言葉からは、既に経験があると言う事が推測できる。
千春が男の前でそんな事をするのであろうか?

「いいじゃん。俺もこれ見てオナニーするんだからさ。お互い様。」
「ええ・・じゃあ高平さんもそこでして!ね?して?」

千春の甘えた声が許せなかった。
しかし心のどこかで千春のそんな姿を見てみたい気がしていた・・・

「わかった。するからさ。早くしてよ。」

千春はベッドの上で壁にもたれかかる様に座った。
そしてカメラの前で再び足を広げていった。

千春が自らの手でローターを局部に当てた。
そして自らの手でそのスイッチを入れた。

その瞬間小さな機械音が聞こえて来た。
千春は苦悶に似た表情に変化した。

カメラはその全てをレンズに収めていた。

「あぁぁ・・高平さんも・・・早く・・早くして?・・ぁあ・・」

「わかった。イク時は言ってね。すごい興奮するね。かわいいよ千春ちゃん。」

高平の息遣いが聴こえてきた。画面が揺れ始めた。

千春の声がだんだんと大きくなってゆく。
千春が腰を上下しはじめる、こんな姿を見るのも初めてだった。

「あ・・いくぅ・・いきそう・・」
「ほら良ちゃんは?いつもみたいに謝りながらイって。」

「アァァァァァ・・!りょーちゃん!ごめんねりょーちゃん!アァァイクゥゥゥ!!」

カメラの前で千春が絶頂を迎えた。

ひとつ解ったことがある。
千春は私とのSEXで絶頂を迎えたことはない。
悲しいかなそれを画面を通じて理解した。

そして千春とほぼ同時に私も絶頂に達した。

気がつくと涙が頬を伝っていた。
解っていたことだが、やはり辛かった。
ビデオの中はまさに”知らない世界”だった。
信じられない光景を目の当りにし、しばらく放心していた。

ビデオの中の千春は私の全く知らない千春だった。
まるで多重人格者のようだ。
しかし明らかに千春は高平とのSEXを楽しんでいた。
そしてなにより私と一緒にいる時より輝いて見えた。

ビデオの中の千春は高平の上に跨っていた。
そして自分の手でそれ挿入しはじめた。
高平が起き上がりそのまま座位の体制になる。
ベッドが激しく揺れる。
そして千春と高平は舌を絡ませあっていった。

私はビデオを停止した。

目の前で繰り広げられる映像をこれ以上見るのが耐えられなかった。

週末再び千春はやってくる。いつも変わらぬ千春がやってくる。

自分で選んだ道だ。私は全てを見る事を選んだ。
全てを見た。そして確信した。


千春との”別れ”を決意した。

金曜日、いつものように千春が泊まりに来た。
私の家には千春の私服がいくつも置いてある。
だから週末は会社帰りにそのまま私の自宅へ直行するが通例だ。

その日の夜、私は千春を抱くことはしなかった。
口には出さなかったが、千春が求めてきたのが解った。
私は欲情を抑え、千春に背を向け目を閉じた。
悲しいかな今の私は狸寝入りするのが精一杯の抵抗だった。

私の知る千春はここでさらに求めてくるような女ではない。
それはビデオの中のもう一人の千春だ。

次の日、つかのまの休日を千春と二人で過ごした。
千春にとってはいつもの休日。
そして私にとっては千春との最後の休日だった。

映画を見た、ショッピングした、試着して千春が一番似合った服をプレゼントした。
いつもよりちょっと高めのディナーをした。
その後普段行かないようなバーに入った。


いつも並んで歩く駅からの帰り道。
この日二人は手をつないで自宅まで歩いた。

自宅に着いてまもなく千春が浴室へ向かった。

私は少し飲みすぎたようだ。

千春が入っている浴室のドア越しに私は立っていた。

「良ちゃんそこにいるの?」

「ああ。一緒に入っていいか?」

私は普段こんな事は言わないし、二人で風呂に入った事などない。

「酔っ払ってるの?もうすぐ出るから待ってよ。」
私は既に裸だった。そして強引に狭いユニットバスの中へ入っていった。

「ちょ、ちょっと良ちゃん!何してんのよ!」

「いいだろ別に?」

「んもう・・しょうがないなあ・・でも私もう出るからね。」

「もう少しいいだろ」

私は千春を強引に抱き寄せた。

強引に舌を絡ませた。
胸から陰部へと指を這わせる。
千春のそれはおびただしい量の愛液で包まれていた。
シャワーの水とは明らかに違うそれは、ビデオの中の千春を想像させた。

「すごい濡れてるね。」

「アホ!」

千春にげんこつされた。
いつもの千春に戻ったのを見てなぜか高平に嫉妬した。
「じゃあ私先にでるね」

「先に出て待ってるって言う意味か?」

「アホ!!」

半ば照れ隠しに千春は浴室から出て行った。
それにしても普段無口な私が、この日はよく喋った。
そうさせたのは言うまでもなく酒と、そして今もビデオデッキに入ったままのあのビデオテープだった。

浴室を出ると部屋は真っ暗だった。
ベッドの上が膨らんでいる。千春が布団の中にいる。

明らかに私を誘っている。千春から私を誘っているのだ。
こんな千春は初めてだった。

布団に入ると千春は下着姿だった。

「なんか今日のお前変だよ?」

「変なのは良ちゃんでしょ!!」

「どうせなら全部脱いでおけばいいのに」

「私にはこれが限界です」

また高平に嫉妬した。
私にとっての千春の限界線は所詮下着姿なのだ。
私は頭に血が上り、強引に下着を剥ぎ取った。

私は千春と口を重ねる事もなく、布団の下へと潜っていった。
千春の足を広げ局部に顔をうずめる。

「良ちゃ・・・」

千春がなにやら話そうとしたが、すぐにそれは息遣いに変わっていった。

いつもと違う事に千春は感じている筈だ。
そしてこの日千春はそれを受け入れた。
いや、千春のそこから溢れ出す愛液を見る限り、むしろこれを望んでいるかのように感じられた。

布団を剥ぎ取り千春の顔を覗き込む。
「気持ちよかった?」
「布団かけてよ」

「だから気持ちよかった?」
「ねえ・・どうして今日はそういう事言うの?」

「たまにはいいじゃん。それよりすげー濡れてるよ。」
「ねえやめてよ・・そういう事言うの。早く布団かけて。」

「いいじゃねーか別に。ほらこれ見ろよ。」

愛液を手につけ千春に見せつける。
それを見て千春が顔をそむける。

「なあ裏ビデオ見る?」

「良ちゃん?いい加減にしないと怒るよ。」

「なんでいいだろ?ビデオ見ながらやろうぜ。きっともっと濡れるよ。」

千春が私を睨んだ。
千春の大きな瞳で睨まれ、私は思わず視線をそらした。
このビデオを見せたら千春はどういう行動を取るだろう。
どれほど傷つくだろう。

千春との”別れ”が目前に迫っていた。
このビデオを再生すれば全てが終わる。

「よし!見ようぜ!」
私は起き上がりテレビをつけた。すぐにビデオの画面に切り替えた。
そしてビデオのリモコンに手をかけた時、千春が大声を上げた。

「私帰る!!」

千春は立ち上がり服を着はじめた。
千春は私に背を向けたままそれ以上何も言わなかった。
こうなることは初めから予想できた。

言うまでも無く千春はビデオの中身を知らない。

このままではただの喧嘩別れになってしまう。
真実を知らせないまま別れる訳にはいかない。

私はこみ上げる涙をこらえ、静かに再生ボタンを押した。

再生音の後すぐに画面から女の声が聴こえてきた。

「馬鹿みたい!私帰るから!今日の良ちゃん変だよ」
着替え終わった千春が私の方を振り向かずそう言った。

しかしテレビの中の千春は止まらない。

(あぁぁ・・高平さんも・・・早く・・早くして?・・ぁあ・・)

玄関へ歩き出そうとした千春の動きが止まった。

目の前にある窓ガラスが、現実の千春のその姿を映し出していた。

「ど・・・どうして!?」
千春の声は悲鳴に近かった。

「それはこっちが聞きたいよ・・・」
私は不思議と冷静だった。


「見ろよ千春。お前ってこんな事する女だったんだな・・最低だよお前は。」

テレビの中の千春が私の名を叫び絶頂を迎える時だった。
私はテレビのボリュームを上げた。


私は千春が一番傷つくであろう言葉を選んだ。
そして一番傷つくであろう行動を選んだ。
そうする事で自分自身にけじめをつけたかった。

「やめてよっ!!!」
千春が私からリモコンを取り上げた。

映像は再び黒い画面に切り替わった。
画面の右上には”ビデオ1”の文字だけが怪しく映し出されていた。

千春がビデオデッキからビデオテープを取り出した。
テープの中から磁気テープを引き出し始めた。

泣きながらそれが無くなるまで千春は続けた。

私はその全てを見届けた。
不思議と酔いが覚めていた。
いや、始めから酔った振りをしていたのかもしれない。

磁気テープの山に埋もれ、まるでへたり込むように座って泣いている千春に話しかけた。
「俺の知らない千春がいっぱいいたよ。そのタイトル通り”知らない世界”がそこにあった。」

千春は何も言わなかった。


「悲しいけど高平という男が羨ましかった。」

「高平とSEXするお前を見て、何度もオナニーしたよ。恥ずかしいけどな?今度高平に会ったらそう伝えてくれ。」

私は精一杯こみ上げる涙をこらえた。
最後に言わなければならない事があった。


「別れよう千春」

千春が下を向いたまま激しく頭を横に振った。

「俺はこの結論を出すまで、本当に悩んだよ。死ぬほど悩んでも答えが出ないくらい千春が好きだ。」

涙声になってしまった。


「私は・・」


「何も言うな」

何か言おうとした千春を制した。
いい訳は聞きたくなかった。

千春のいい訳を聞いたら、又元に戻ってしまいそうだった。

「私は別れたくない・・別れない・・別れない・・・」
私は何も言わなかった。千春はまるで念仏でも唱えるようにその言葉を繰り返していた。

「送っていくよ千春。荷物は後で送る。」

しばらく千春はその場を動かなかった。
私も何も言わなかった。

そして再び私が千春に話しかけようとした時、今度は千春がそれを制した。

「いい。1人で帰れる・・」

千春は周りに散乱した磁気テープをかき集めると、自分のバッグへしまい込んだ。

千春が玄関へ向かった。

私は振り向かなかった。


やがてドアノブの乾いた金属音が部屋中に響いた。


「良ちゃんが好き。死ぬほど好き。」

千春はそう言葉を残し、部屋を後にした。

千春から”好き”という言葉を聞いたのは交際してから初めてだった。
そして皮肉にもこれが千春の最後の言葉だった。

あれから3ヶ月が過ぎた。

この3ヶ月間で驚く程環境が変わった。

携帯電話の番号が変わった。

アドレス帳から千春の名前が消えた。

住所が変わった。

そして職場が変わった。

あれからすぐに千春の荷物を、千春の自宅へと送った。

幸い仕事に忙殺され、しばらく千春の事を忘れることが出来た。

私の新しい生活が既に始まっていた。
千春が全てだった私にとっては第2の人生と言っても過言ではなかった。
新しい職場に慣れた。新しい仕事に慣れた。新しい仲間が出来た。

後は新しい生き甲斐が見つかればいい。


千春との”別れ”を選んだ私の判断は間違っていなかった。

それなのに・・・

その日玄関のドアを開けると、そこに大きな荷物を抱えた千春が立っていた。

胸が締め付けられた。理解出来なかった。
なぜ千春がここにいるのだ。

「良ちゃ・・」
「何でここが解った!?」
「良ちゃんのお父さんに聞きました・・・」

実家には新しい住所は誰にも教えるなと言っておいた筈だ。

「突然押しかけてごめんさい。でもこうするしか・・」
「何しに来た?」

千春がうつむいた。
そして何か思いついたかのように、その場にしゃがみ込み、ボストンバックの中から何かを取り出した。

「これ・・あの次の日良ちゃん誕生日だったでしょ?あの時渡しそびれちゃったから・・・」

千春と別れた翌日は、確かに私の誕生日だった。


「こんな事の為にわざわざここまで来たのか?」
酷く残酷な事を言ってるのは解っていた。

再び千春がうつむいた。

「入れよ」

千春にとっては初めての部屋だ。
中に入ると千春はその場に座りながら部屋の周りを見回していた。
この部屋には千春との思い出の品は何も置いてない。

写真はもちろん、千春のコップや、千春の歯ブラシ。

千春に選んでもらったクッションも、上京した当時に実家から持ってきたセンスの無い座布団に変わっていた。

あれから間もなく千春は以前勤めていた会社を辞めたという。
高平との事はこの時あえて聞かなかった。

「良ちゃんは元気だった?」

「ああ。新しい彼女が出来た。」

千春に嘘をついた。

「そう・・・どんな人?」

「そうだな・・・千春とは違うタイプだな。でも好きなんだ。だから・・解るよな?」

これで千春が帰ってくれると思った。
しかし、千春の返答は私にとって予想外だった。

「私は2番でもいい・・2番目でいいから・・」
「お前とは別れただろう?もうそういう事言うな。」
「私は別れるなんて言ってない。別れるって言ったのは良ちゃんだけ。」

「黙れ」

「でも一緒に居れるなら2番でいい・・だから・・」
「俺はそういう付き合い方はできない。俺はお前と違う。」

「私は良ちゃんの事一度だって2番だなんて思ったこと無い!!」

「ふざけるなっ!!!」
珍しく大声を上げた。
千春が驚いてとっさに目をつぶった。

「高平とはどうなった?」
自分でも一番思い出したくない名前を口にした。
しかし、一番気になる事だった。

「その名前は言わないで・・」
「会っているのか?」
「会ってない!あれから一度も会ってないよ!信じて!」
「別れたと言う意味か?まあ今となっちゃあどうでもいいよ。」

千春がうつむいた。傷ついてる筈だ。
しかし早くこの部屋から出て行ってもらいたかった。
そうしないと千春を押し倒してしまいそうだった。
そして以前の自分に戻ってしまいそうだった。
追い討ちをかけるように私はさらに千春を傷つける。
自分でも信じられない程、残酷な言葉を投げつけた。


「千春・・・」

千春が顔を上げる。

「高平の前でした事を俺の目の前でもやって見ろ。」

千春が驚いた顔をした。そしてすぐにうつむいた。

「俺の前では出来ないか千春?やっぱり俺じゃ駄目か?」

千春はしばらくうつむいたままだった。
ひざの上でこぶしを握り締めていた。
その拳の上に涙が落ちていた。

千春が涙を拭いた。
そして千春はゆっくりとブラウスのボタンを外していった・・

千春が下着姿になった。
こうして見ると随分と痩せたようだ。

千春は下着姿のまましばらくうつむいたままだった。

「良ちゃん・・・」

「何だ?」

「・・・ビデオ・・見た時どう思った・・?」

「前にも言っただろう。」

「軽蔑した・・?」

「当たり前だろう!」

しばらくして千春が顔を上げた。
千春はその大きな瞳にいっぱいの涙を浮かべ、私を見つめていた。
そしてふいに強がりのような笑顔を見せた。

「良ちゃんの目の前で(ビデオと)同じ事したらうれしい?」

「ああうれしいねえ。うれしいけどもう服着ていいよ。」
私は千春の顔を見て心が痛んだ。
やっぱり心のどこかで忘れらない想いがある。

「うれしい?」
千春は涙声が混じっているが、明るい声で私に問い掛ける。
強がっているのが手に取るように解る。
もう間もなくビデオの中の千春が目の前に現れるだろう。
しかし、この千春の悲しい作り笑顔だけは、ビデオの中の千春と重ねる事ができなかった。

私は何も答えなかった。
千春の私を見つめる大きな瞳が私の視線をそらす。
そしてそんな私を見て千春が答える。

「わかった!」

涙声の混じった明るい千春の声だった。

しばらくして視線を千春に戻す。
全裸の千春がそこにいた。

千春はそのままベッドにもたれかかった。
涙が頬を伝っていた。
そしてゆっくりと足を開いていった。

私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。
千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。

千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。

指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。
しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。

しかし千春は声を出さなかった。私と視線を合わすこともなかった。

突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。

一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。

間もなく千春が絶頂を迎えた。


興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。

服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。

千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。

二人共涙を流していた。

(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)

そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。

目が覚めると千春が台所に立っていた。
昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。
「おはよう」
千春が笑顔で話し掛ける。
「ああ」
タバコに火をつけ視線をそらす。
千春を見ているのが辛かった。

私はスーツに着替えた。
早めの出勤の準備をした。
キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、テーブルの上に置いた。

「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」
私は遠まわしに千春に帰れと言っている。

そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、やがて静かに頷いた。

「じゃあ行って来る」

その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。
「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」

床にはコンビニの袋が置いてあった。
恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。

私は再び視線を落とす。
そして持っていたカバンを置いた。

千春の作った朝食がテーブルに揃った。
ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。
コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。

それでもなぜか千春の味がした。
運んできたのは私の分だけだった。

「お前は食わないのか?」

「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」

「食いづらいじゃないか」

「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」

「十分だ」

千春が作った朝食を食べ終え、私は再び立ち上がった。
千春は座ったまま私の方を見なかった。

「じゃあ行って来る。カギよろしく」

千春が黙って頷いた。

私が出て行くまで、千春はその場を動かなかった。

(これでいいんだ・・)

私は自分に言い聞かせ、部屋を後にした。

午後になると私は得意先まわりを始める。
しかし今日は何もやる気が起きなかった。
一番仲の良い所へ連絡し、訪問した事にしてもらった。

缶コーヒーを買って、公園のベンチへ腰掛けた。
千春の事を想い浮かべる。まだ部屋にいるだろうか?

忘れかけてた頃に突然やってきた千春との再会。
そのお陰で今も頭の中は千春一色だ。
会わなければこんな思いをする事も無かった。

ふと、ある事を思い出した。
お門違いなのはわかっていた。
それでも私は実家へ電話した。

言うまでもなく千春に住所を勝手に教えた親父に抗議するためだ。
今年定年退職して、普段は家にいる。

私より無口で、必要な事しか喋らない頑固親父だ。

しばらくして親父が電話口に出た。

「なぜ住所を教えたんだ。」

「なぜって聞かれたからだ。」
親父は何の事か聞きもしなかった。
それよりこの開き直った態度が許せない。

「教えるなと言っておいたろう!」

「生意気言うな!どんな理由があったにせよ、女の子をあんなに泣かすんじゃない!」
親父が突然電話口で怒鳴った。

「理由も知らないで勝手な事言うな!」
私も公園である事を忘れていた。

「あの子がお前を裏切ったんだろう。あの子から聞いた。随分自分を責めていたぞ。」

「そうだ。裏切りは許せない。それがなぜ教える事に繋がる?」

「いいか?年頃の女の子がそれを話すのにどれだけ勇気がいったか解るか?しかも相手の父親にだ。俺はそれに応えただけだ。」

「・・・そんなの知るか」


「それに俺は教えないなんて約束してないぞ。約束したのは母さんだろ?」

「ガキみたいないい訳するな!」

「お前はあの子が好きなのか?」

「関係ないだろそんな事」

「好きなら度量を持て。相手を許せる度量を持て。」

「・・・・好き勝手言いやがって・・」

「まあたまには帰ってこい。以上!」

突然電話が切れた。
それにしてもこちらから電話しているのに”以上”で締めくくる親父には呆れた。

しばらく公園を歩いた。会社に戻るまでにはまだ十分な時間がある。

”度量”

頭の中に親父の言葉が残っていた。

千春が好きか?
---考えるまでも無い。好きだ。
千春と出会った事を後悔しているか?
---していない。
それなら千春を許せるか?
---・・・・・・・・。

自問自答を繰り返す。
いつになっても答えは出てこなかった。

気がつくと既に5時を回っていた。

私は会社に戻る為、駅まで歩く。

駅に着くまでも着いてからも考えるのは千春の事ばかりだ。

ホームに勢いよく電車が飛び込んでくる。

お前の生き甲斐は何だ?
---以前は千春。今は・・・。
もう一度千春に会いたいか?
---会いたい。
千春が好きか?
---好きだ。大好きだ。

私はやっぱり千春が好きだ。

目の前の電車のドアが閉まる。
それは私をホームに残し、ゆっくりと動き出した。

気がつくと私を乗せた電車は自宅の最寄駅へ向け、既に走りだしていた。

許す許さないはもうどうでもいい。
私は千春が好きだ。
千春を失いたくない。

千春、千春、千春。

もう千春の事しか頭に浮かばない。

駅を出ると、自宅まで走り出した。
千春はまだ部屋にいる。
そう自分に言い聞かせ、全速力で走る。

自宅へ着くとポストにわき目もふらず玄関まで走る。

ドアノブを勢い良く回した。

・・・しかし、ドアは開かなかった。


ポストへ向かった。
震える手でポストのつまみを掴む。まるで怖いものでも見るかのように、ポストの中を覗き込んだ。
2つ折りになったメモ用紙が見える。
そしてその上に私の部屋のカギが置いてあった。

メモ用紙を手に取り、開いた。
千春からの最後のメッセージがそこにあった。

”ありがとう良ちゃん”


カギを握り、部屋へと戻る。
私は携帯電話を握っていた。

アドレス帳には千春の名前は無い。
一番忘れてはならない電話番号を忘れた。
いや、アドレス帳に頼りすぎて、初めから覚えてなど無かったのだ。

アドレス帳から千春との共通の友達を探す。
千春を知る私の男友達は、千春の電話番号など知るはずもない。
そして私が知る千春の女友達の電話番号は私は誰一人として知らない。

千春の自宅へは行ったことが無い。千春は両親と同居の為、会うのはいつも私の自宅だ。
どの町に住んでいるかは知っている。ここから電車で大凡一時間の所だ。
しかしそこから千春の自宅を探しだすのは至難を極める。

それなら駅で待ち伏せしてみたらどうだろう?
通勤時間を狙えば千春は現れる筈だ。

しかし、千春が会社を退職している事に気づくまでそう時間は掛からなかった。

テレビの上に千春からもらった誕生日プレゼントの紙袋があった。
中身を空ける。中から新品の財布が出てきた。

私は高校時代から財布を変えた事がない。
就職して千春に何度となく変えるよう薦められた。
私の財布は、社会人が持つ財布ではないとの事だった。

私はもう使い古してボロボロの財布から、千春がくれた真新しい財布に中身を入れ替える。
入れ替えながら涙が止まらなかった。

ふと、千春が尋ねて来た時の事を思い出した。

”良ちゃんのお父さんから聞きました。”

千春は親父から聞いてこの住所を知った。

もしかしたら親父が何か知ってるかもしれない。

また親父が電話口に出た。
「千春から電話番号とか聞いてないか!?」
「誰だそれは?」

「この間親父が住所を教えた女の事だ。連絡先知らないか?」
「そんなの知る訳ないだろう。」

「・・そうか。」
「なんだそれだけか?」
「・・ああ。それだけだ。んじゃあな」

「何だお前は・・ああそういえば昨日その子から何か届いたぞ。お前に電話するの忘れてたな。」
「それを早く言え!そこに連絡先書いてあるだろう!」

「ああそうか。でもそんなの取っといてあるかなあ。」

「早く探せ!」

「それが人に物を頼む態度か!」

「いいから早くしてくれ!」

親父は舌打ちして、乱暴に受話器を置く。
その様子が受話器を通して耳に伝わってきた。
遠くで母親を呼ぶ声がする。

親父が戻ってくるまでの時間が待ち遠しい。

「おう、あったぞ。」
「教えてくれ!」

私は親父が読み上げる千春の自宅の住所と電話番号を書き留めた。

「ところで何が届いたんだ。」
「ああ何かえらく高級なチョコらしいな、確か”デコバ”とか言う・・」

「”ゴディバ”じゃないのか?」
千春は私をはじめ家族全員が甘党である事を知っていた。

「ああそれそれ。母さんが喜んでたぞ。後で手紙書くって言ってた。お前からもお礼言っとけ。」
「わかった。悪かったな。」

「用事はそれだけか?いいなら切るぞ。」
「親父」
「何だ」
「今度帰る時何か買ってってやる。何がいい?」
「めずらしいじゃないか、そうだな・・んじゃ”万寿”がいいな。」

「マンジュ?」

「久保田の万寿だ。酒屋に行ってそう言えば解る。」
「わかった。買ってくよ。」
「母さんの奴、最近徳用の焼酎ばっかり買ってきやがんだよ。未だに酒と焼酎の違いが解ってない。お前からも言ってやってくれ。」

「まあ仲良くやってくれ。んじゃあな。」
何も言わず親父から電話を切る。これが親父の悪い癖だ。
この3週間後、まるで親父に騙されたかの様に財布の中身から1万3000円が消えていった。

電話はしなかった。この日私は会社を休んだ。
直接千春の自宅まで向かった。
千春と同じ事をしてみようと思った。

玄関のチャイムを鳴らす。
しばらくして千春の母親が出てきた。

私は自分の名を告げ、千春を呼び出してもらった。
すると母親は微笑み、千春を呼びに行った。
千春の母親は全てを悟っているようだった。

千春は驚くだろうか?
あの日から5日間が経過していた。

千春が階段から駆け降りて来た。
千春の部屋は2階らしい。

「良ちゃん?!」
千春が驚いていた。

「どうして?」
ジーンズに真っ白なブラウス。
ラフな格好だが、そんな姿が千春には一番似合っている。

「”デコバ”のチョコレート悪かったな。お袋が喜んでたそうだ。」

「ゴディバでしょ」
千春が笑顔に変わった。
皮肉にも2度に渡り二人を引き合わせたのは親父だった。

「こんな所まで・・電話してくれればそっち行ったのに・・」

「俺と同じ思いをさせてやろうと・・」

「上がって」

千春の部屋に初めて入った。
整理整頓という言葉が最も似合う、千春らしい部屋だった。

壁にかかるコルクボードは、私と千春の写真で埋め尽くされていた。
その全てが幸せの絶頂の二人を映し出していた。


やがて千春がコーヒーを両手に2階に上がってきた。

「座って」
「あ、うん。」
「初めてだね。部屋入るの。」
「綺麗にしてるんだな。」
「私A型だもん」
しばらく沈黙した。先に切り出したのは私の方だった。

「ずっと千春の事を考えてた。」
「私も良ちゃんの事考えてた」
「やっぱり千春が好きだ。別れたくない。」
「・・・・・・。」
千春がうつむいた。

「彼女はいいの?」
「あんなの嘘だ。彼女なんかいないよ。」
千春が顔を上げる。既にその瞳には涙が溜まっていた。

「私を許せるの?」
千春は涙声だった。
千春は私の前で随分と惨めな思いをした筈だ。随分と傷ついた筈だ。
それでも千春は私を必要としてくれた。

「もう許すとか許さないとかどうでも良くなった。千春が居てくれればそれでいい。」

「良ちゃん・・」

「一緒に暮らそう千春」

一年後・・

二人は千春の実家へ向かっていた。
一年前のこの日、二人はその場所から再出発した。
そしてその場所は、また新たな生活を始めるために最初に行かなければならない場所だ。
「俺殴られないかな?」
「解んない。うちのお父さん空手やってるからなあ・・」

「うわぁ・・胃が痛い。お前守ってくれよ。」
「大丈夫だよ。何となく話しておいたから。怒ってなかったよ。」

「そうだといいけど・・」
結婚するにはいささか若い二人だ。しかし、急がなければならない。

千春のお腹の中に新しい生命が宿った。

千春とともに歩む事を決めた。
守らなければならないものがもう一つ増えた。

迷いも後悔もない。
千春がいる。子供が産まれる。私の”家庭”が出来る。
私は今幸せの絶頂だ。

不安が無いと言えば嘘になる。
でも以前の不安とは百も違う。

足りないものは二人で補っていけばいい。
失ったものは二人で埋めていけばいい。

大事なのはお互いが”信じる”ことだ。

二人は扉の前に立った。
この扉の向こうに新しい世界が待っている。
千春を見た。
千春が微笑んだ。
いつも千春が隣に居てくれる。

千春が扉を開き中へと進む。
私もその後に続く。

奥から初めて聞く、千春の父親の声がする。

私は千春に気づかれぬ様、手の平の汗をそっと背広で拭った・・・

F I N


高平と千春の関係は同じ職場の先輩と後輩で、千春の新人研修の担当していたのが高平だったと言う。
いつも千春と行動を共にする高平に、仕事帰りによく食事に誘われたらしい。
高平は千春の研修担当だ。食事に誘う口実はいくらでもある。
その日も高平に食事に誘われたらしい。
いささか酔った千春は、朝目覚めると高平が横で寝ていたと言う。
千春が推測するに、この時千春の手帳を見られ、私の住所を高平が知ったのでは無いかと言う事だった。
それからも高平は執拗に千春を誘う。
千春は何度もそれを拒否したが、ある時高平が私に関係を暴露すると脅してきたらしい。

千春は私への後ろめたさを感じ、もう一度だけ高平に体を許したという。
そこからが始まりだった。

だんだんエスカレートしてきた高平は、千春に色々な事を要求するようになった。
千春も雪だるま式に私への秘密が増え、受けざるを得なくなったと言う。
やがて高平のSEXに溺れていくようになり、最終的にはあのような千春になっていったのだ。
しかし、高平はそれだけに留まらずさらなる興奮を求めるようになる。
それがあの私への挑発だろう。

その時点で恐らく千春は、高平にとってただの玩具に成り下っていたのだ。

私が全てを知り、千春との”別れ”を決意した。
私を失った千春は高平に詰め寄った。
そこで高平に決別を告げたと言う。

高平はそんな千春を見て嘲笑うかの様にすんなり承諾したと言う。

そして間もなく千春は退職届を提出する。

私は全てを千春から聞き出した訳ではない。
若干私の推測もある。

高平を訴える事も考えた。

しかしその高平の名を口にする度千春は憂鬱になる。
無論私もだ。
その為、私は高平と共に、この味わった苦悩の日々を記憶から抹消した。
無かった事にする。
そうする事で二人は幸せになれる。

これが二人の交際期間の”半”に当たる部分。

千春と一緒に過ごした”3年半”。
しかし二人の交際期間は3年間で、新しい生活へ向け今も尚継続中である


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