大学生の時、最寄り駅近くの喫茶店でアルバイトを始めた
何しろ初めてだったので緊張もあり
仕事覚えも悪くて周りにかなり迷惑をかけてしまった
指導にあたってくれたのは年下の女の子で
その店では数年に渡って勤務しているベテランなのだが
やはり女の子に基本から教えてもらうというのは照れもあり
失敗ばかりの日が続いた
2週間が経っても成長が見えないということで
「○○さんってもしかして、怒られて伸びるタイプですか?」
と言われてしまった
そのまま取れば嫌味である
当然こちらはそう思ったのだが、あまりに失敗が続いていたので何を言われても仕方ないと思い
「そうかもしれない」と肯定した
すると彼女は「そうなんですね」と嬉しそうに笑った後
「じゃあ、そうしましょう」と休憩中の僕に手を振ってその場からいなくなった
その日はそれだけだったのだが…
翌日のバイトで僕がとった注文に個数間違いがあり
作りかけてすぐに気付けはしたもののわずかに廃棄が出てしまった
またやってしまったと肩を落としながら店裏へ戻ると
彼女は待ってましたとばかりに僕へつかつか寄ってきて
すれ違いざまに「おしおき」と、2回続けてお尻をパパンと叩いてきた
一瞬何が起こったのかわからなかったが
先ほどの失敗に対する罰だと理解し、「すいませんでした」と謝っておいた
すると彼女は「仕事中だから、後でね」と言い残し
お客さんの方へ小走りで行ってしまった
後ってなんだろうと聞くに聞けず
休憩室で2人きりになった時に謎は解けた
彼女は入ってくるなり、僕を休憩室の壁の前に立たせ
言う通りにすると今度は壁に両手をつくよう言ってきた
「出来の悪い子の特別コース、お尻ぺんぺん10回だよ」
と右手を振り上げ、パパン、パパンと2回ずつ、くり返して10回になるまで僕のお尻を叩いた
もう一度言うが僕は大学生、彼女はバイトの先輩ではあるが年下の女の子である
しかし彼女にはそんなこと関係ないようで
「失敗したらコレにしますね、実は…あたし結構スパルタなのだよ」
仮入部は終わったのさー、と軽口ながらSな一面ものぞかせつつ
仕事中もずっと僕を監督するように見守る彼女に
いつしか僕は、彼女にお尻を叩かれるのが快感になってしまった
痛みもあまりなく、一種のプレイのような雰囲気もあるので
同僚やお客さんに気付かれてはならない、秘密という隠し味もあいまって
3か月も経つと僕はすっかり彼女の虜になっていた
「今日は、みんなが帰ってからお尻ぺんぺんします」
耳打ちでそんなことを言われるようになったのは
もちろん仲が深まったせいでもある
しかし本当の原因は
僕が勤務時間中に股間を大きくしてしまい、仕事に支障が出るようになったから
オーナーから店を閉めるところまで任されている彼女は
他の従業員を帰したあと僕を呼び
「今日は何回失敗しましたか?」と聞いてくる
僕の答えは決まっていて
「わかりません」と答えると、ふだん以上に叱ってもらえるのだ
「じゃあ、そこに四つんばいになってください」
言われた通り、休憩室の硬い床に這いつくばる
閉店で誰もいない時だけは彼女もやりたいようにできるので
「ズボンも下ろしてくださいね」という命令も忘れなかった
肘と膝をついてお尻を高く上げる、みじめな格好である
「叩きますね」彼女は言うと
ビシ!ビシ!ビシ!と僕のお尻をめった打ちにした
遊びでやっていた10回などウォーミングアップにもならないというばかりに
彼女は僕のお尻の白いところがなくなるまで
本人も汗をかいていたが
まるで数百回程度のお尻ぺんぺんもバイト業務の一部とでもいうように
淡々とそれを終わらせると
「最後に…ちょっとだけアメ」と、僕の股間で大きくなったものを手で刺激して抜いてくれた
腫れたお尻が直接床に触れていたため、軽く痛みを我慢しながらの"アメ"だったのだが
すでに発射寸前だった僕は、ものの数秒で床を汚してしまったことで
「アメ終わり、…もういいから掃除しといてください」とまた怒られてしまった
彼女の口ききで、その後もシフトは2人被らせてもらえることがとても多く
そのたび僕は彼女の「おしおき」を心待ちにして店に出ていたように思う
その後、就職活動が始まってどうしても辞めなければならず
名残惜しかったが僕は店を辞めてしまった
しばらくして店を訪れると
そこに彼女の姿はなく、どうやら彼女も辞めたようだった
後から聞いたのだが
僕が辞めてすぐ彼女から辞めると申し出があったそうだ
未練なのか、僕は今でもその喫茶店に月1で顔を出すようになってしまった