酷く酔っぱらうと記憶を無くす私。うちの家系はみんなそうらしい。

去年の年末頃、大して強くない癖に周りのペースと張り合って飲みまくってたら記憶が飛んだ。
そして激しい頭痛で目が覚めると困惑した。
自分の部屋ではないけど見覚えがある景色。そして横には誰か寝てる…

最初は同僚にお持ち帰りされたのかと思ったんだけど
何か違うんだよね。昔から知ってるような気がすると思ったら血の気が引いた。
このあたりから意識がハッキリしてきた。確認する間でもなく兄の部屋だった…
昔は一緒にゲームしたりマンガを貸し借りに良く行き来してたけど、
兄が高校に上がった頃から部屋に入るのを拒まれるようになり中に入るのは5年ぶりくらいだったかも。
懐かしいなぁなんてのんきな気分になったりもしたけど自分の下着らしきものが目に入りハッと我に返る

まじか…裸だ私…

そしてあの日から1ヶ月くらい後の話。
いつもなかなか寝付けない私は部屋の明かりを消してから最低でも1時間はベッドの中でゴロゴロしてる。
ゴロゴロしてると言うか、まあ言わなくとも分かるでしょ?w
段々良くなってきたところにべろんべろんに酔っ払った兄が奇声を上げながら帰宅。一気にさめた。

そして何を思ったか、直行で私の部屋にやってきた。
お前の大好きなお兄ちゃんがご帰還だぞー!!
なんて事を叫んでたが絡まれると面倒なんで寝てるふりをした。
寝てるの?w寝てるの?wマジウケるんですけどww
なんて事を言いながら一人で爆笑してた。何が可笑しいんだコノヤロウ!
これだから酔っ払いは嫌いだ!
人のこと言えない酒乱だけどな!
おまけに良いところを中断させられて余計ムカムカしていたが下手に怒ると面倒な事になりそうだからシカトした。
そのうち飽きて戻るだろうし。
…静かになったなと思ったら、布団をめくられ胸に手を伸ばしてきた

さすがにマズい!と思って声を上げて腕をはじき返した。
するとキョトンとした表情でこっちを見つめる兄。
帰れ!酔っ払い!!と枕を投げつけたら表情が変わった。そして半ギレになりながら一言
お前だって酔っ払って俺のこと襲ったろ?
な ん だ と ?

お兄ちゃん好き好き言いながら全裸でベッド潜り込んできたのはどこのどいつだ?
記憶にございません。
弟妹でまずいだろ!!っと止めたのに、むしゃぶりついてきたのはどこのどいつだ!?
全く記憶にございません。
てか?え?私から?嘘でしょ?

呆然としてたら急に兄が抱きついてきた。
何だかもう抵抗する気も起きなかった。
兄の事が好き?そんな風に思った事は一度もない。
いや、幼少の頃ならあったかもしれないが、少なくとも異性として意識した事は一度もない。
でも兄に彼女が出来た時は嫉妬に似た感情が多少沸いたが、それはオモチャを横撮りされたって感覚に近かった。
そんな私が兄に迫った?
頭の中がぐるぐる回っておかしくなりそうだった。
そして兄が耳元で囁く。
今日は俺がお前にさせて?

後はもう、されるがままだった。
兄はゆっくりと軽くくすぐるかのようにお腹から胸にかけてを愛撫し始めた。
兄の手は細くてすべすべで、まるで女の子に触れているかのと錯覚する程だった。
今まで付き合った男達は荒々しく揉みかたとは全然違う感じ。
この時点で軽く吐息が漏れてたと思う。
口を使った愛撫も決してむしゃぶりつくような感じではなく、ゆっくりと探るように舐められ、
ポイントを見つけられるとそこをチロチロと 執拗に攻められた。

ほんとはもっと触ってほしかったと言うか、
クンニしてほしかったんだけどそんな事言える訳もなくまあいいかなんて思ったけど
てか、ゴムは?生でしてんの!?
ハッと我に返り真顔で兄に言うも
大丈夫。
いやいや!大丈夫じゃないからww
そもそも弟妹でしてるなんておかしいから!
この前もしたし。外に出すから大丈夫。
待って!と引き離そうとするも、どこにこんな細い身体にこんな力があるのかと思うほどがっしりしがみついて離れない。

そのまま腰を振り続ける兄。
浅く数回突いたあとにぐっと深いところまで突きさしてくる。
やめて!抜いて!と何度も引き離そうとするも離れない。
何だかもう途中からやめてと言いながら全く抵抗してなかったと思う。
と言うか体がガクガクしちゃって言うことをきかなかった。

しばらくしたら兄がごめんねと言って私のお腹の上に出したものを拭こうとしたが払いのけた
欲の陰に隠れてた感情が一気に襲ってきて泣いてしまった。
兄はオロオロしていたが、出てけ!出てけと叩いて追い出した。
それ以降兄とは一切会話してないし目も合わせてない。
何か話そうと近づいてくることもあるが全力で避けてる。